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正倉院文書と造寺司官人 山本 幸男(著/文) - 法藏館
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正倉院文書と造寺司官人 (ショウソウインモンジョトゾンジシカンジン)

歴史・地理
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発行:法藏館
A5判
厚さ35mm
重さ 933g
494ページ
定価 11,000円+税
ISBN
978-4-8318-6243-3   COPY
ISBN 13
9784831862433   COPY
ISBN 10h
4-8318-6243-6   COPY
ISBN 10
4831862436   COPY
出版者記号
8318   COPY
Cコード
C3021  
3:専門 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2018年6月20日
書店発売日
登録日
2018年5月5日
最終更新日
2018年5月5日
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紹介

本書は、天平宝字年間(757~765)の写経・造営関係文書を整理・検討するなかで得られた八篇(第一・二・四~七章、付論1・2)と、その延長上に生まれた三篇(第三・八章、別篇)をもとに構成したもので、それぞれの中で中心となる人物に焦点を当て、「Ⅰ 安都雄足」「Ⅱ 写経所をめぐる人々」「Ⅲ 下道主と上馬養」に区分して提示する。正倉院文書の大半を占める写経関係文書の緻密な整理・検討から、当時の実務官人たちの姿を鮮やかに描き出す。

[目次]
序章 正倉院文書研究の視覚と方法―本書の梗概を通して―  
Ⅰ 安都雄足
第一章 造東大寺司主典安都雄足の「私経済」        
第二章 天平宝字二年造東大寺司写経所の財政運用―知識経写経所別当の銭運用を中心に―
Ⅱ 写経所をめぐる人々
第三章 市原王と写経所―舎人・「長官」・玄蕃頭時代の役割をめぐって―    
第四章 正倉院文書に見える「鳥の絵」と「封」―写経所案主佐伯里足の交替実務をめぐって―
付論1 天平宝字年間における経師・装?・校生の動向      第五章 正文に転用された反故文書          
Ⅲ 下道主と上馬養
第六章 造石山寺所の帳簿―筆跡の観察と記帳作業の検討―
第七章 造石山寺所の帳簿に使用された反故文書
付論2 反故にされた万葉仮名文書
第八章 奉写御執経所・奉写一切経司関係文書の検討―伝来の経緯をめぐって―                
〔別篇〕 日中比較研究と正倉院文書            
あとがき   
索引

目次

序章 正倉院文書研究の視覚と方法―本書の梗概を通して―  
Ⅰ 安都雄足
第一章 造東大寺司主典安都雄足の「私経済」        
第二章 天平宝字二年造東大寺司写経所の財政運用―知識経写経所別当の銭運用を中心に―
Ⅱ 写経所をめぐる人々
第三章 市原王と写経所―舎人・「長官」・玄蕃頭時代の役割をめぐって―    
第四章 正倉院文書に見える「鳥の絵」と「封」―写経所案主佐伯里足の交替実務をめぐって―
付論1 天平宝字年間における経師・装?・校生の動向      第五章 正文に転用された反故文書          
Ⅲ 下道主と上馬養
第六章 造石山寺所の帳簿―筆跡の観察と記帳作業の検討―
第七章 造石山寺所の帳簿に使用された反故文書
付論2 反故にされた万葉仮名文書
第八章 奉写御執経所・奉写一切経司関係文書の検討―伝来の経緯をめぐって―                
〔別篇〕 日中比較研究と正倉院文書            
あとがき   
索引

著者プロフィール

山本 幸男  (ヤマモトユキオ)  (著/文

1953年、大阪に生まれる。1976年、岡山大学法文学部史学科卒業。1984年、大阪市立大学大学院文学研究科後期課程単位取得退学。2000年、博士(文学)。現在、相愛大学人文学部教授。 著書に、『写経所文書の基礎的研究』(吉川弘文館、2002年)、『奈良朝仏教史攷』(法藏館、2015年)、『続日本紀』1~4(共著、東洋文庫・平凡社、1986年~1992年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。