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本居宣長から教育を考える 榎本 恵理(著/文) - ぺりかん社
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本居宣長から教育を考える (モトオリノリナガカラキョウイクヲカンガエル) 声・文字・和歌 (コエ モジ ワカ)

教育
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発行:ぺりかん社
四六判
280ページ
定価 3,800円+税
ISBN
978-4-8315-1638-1   COPY
ISBN 13
9784831516381   COPY
ISBN 10h
4-8315-1638-4   COPY
ISBN 10
4831516384   COPY
出版者記号
8315   COPY
Cコード
C1037  
1:教養 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年2月28日
書店発売日
登録日
2023年2月27日
最終更新日
2023年3月15日
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紹介

戦前の大家族主義への反省から「個」の確立が目指された戦後教育において、家族に代わる「新たな共同性」への意識はついに育たなかった。江戸時代中期に「個」を解放しながら「新たな共同性」を構想したのが本居宣長である。本書では「和歌」「声」「文字」という表現メディアに光を当てながら宣長の思想と教育実践との関わりを検証。宣長思想の教育学的展開として「社会情動的能力」に着目、幼児教育・道徳教育への応用についても検討する。

目次

序論
Ⅰ 宣長のメデイアとしての和歌
第一章 宣長の教養形成と京都
第二章 「もののあはれ」と和歌
第三章 宣長の『古事記』研究と鈴屋における教育実践
第四章 メデイアとしての和歌
Ⅱ 方法としての宣長
第一章 宣長思想を読み直す ―― 社会情動的能力に注目して
第二章 幼児教育における伝承言葉遊び
第三章 道徳教育を宣長の共感の倫理から考える
あとがき/索引

著者プロフィール

榎本 恵理  (エノモト エリ)  (著/文

神奈川県生まれ。同志社大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。現在、びわこ学院大学短期大学部ライフデザイン学科教授。
専攻 ― 日本教育史、幼児教育、日本思想史
著書・論文 ― 『同志社の思想家たち』上下(共著、晃洋書房)、『本居宣長の教養形成と京都』(『日本の教育史学』 第49集)

上記内容は本書刊行時のものです。