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徂徠学派から国学へ 板東 洋介(著/文) - ぺりかん社
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徂徠学派から国学へ 表現する人間 

発行:ぺりかん社
A5判
272ページ
定価 5,000円+税
ISBN
9784831515308
Cコード
C1021
教養 単行本 日本歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年1月10日
最終更新日
2019年3月14日
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書評掲載情報

2019-05-26 読売新聞  朝刊
評者: 苅部直(東京大学教授、政治学者)

紹介

八代将軍吉宗が導いた享保期の社会変化により、思想界に二つの新興勢力が現れた。徂徠学と国学である。ともに「古学派」として括られる両派は発想・方法論において双子のように似通っていた。当時の主流たる朱子学を否定、儒教の教書や日本の古典といった「古え(いにしえ)」に「道」を見い出す古学派が着目した人間の内面と外界との落差を「表現する人間」という像を基に考察する近世思想史論。

目次

はじめに
第一章 経世論の外部
第一節 近世日本社会と職分論
第二節 徂徠学の登場
第三節 礼楽と経済
第四節 徂徠の経書観と人間観
第五節 超越と詩――『易経』と『詩経』
第六節 治者の自己
第七節 経世論の外部
第八節 国儒論争の発端

第二章 賀茂真淵の思想
第一節 「畸人」真淵
第二節 「わりなきねがひ」――『国歌八論』論争からの水脈
第三節 「直き」人々
第四節 更新された「雅び」
第五節 五十音の秩序
第六節 「直き」ものゝふの道
第七節 犬の群れと羊の群れ ―― 共同体観の相違
第八節 文と武と ―― 伝統への接続
 
結論と展望
註/索引

著者プロフィール

板東 洋介  (バンドウ ヨウスケ)  (著/文

1984年、兵庫県生。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員等を経て現在、皇學館大学文学部准教授。
専攻―日本倫理思想史。
論文―「荻生徂徠と芸道思想」(『思想』1112号)、「非泣する人間――賀茂真淵の人間観」(『倫理学年報』第61集)ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。