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希望の歴史学
藤間生大著作論集
発行:ぺりかん社
A5判
368ページ
定価
6,800円+税
- 初版年月日
- 2018年8月25日
- 書店発売日
- 2018年8月24日
- 登録日
- 2018年8月9日
- 最終更新日
- 2018年8月9日
紹介
戦前・戦中の困難な政治状況と向き合い独自の歴史学を打ち立てた藤間生大(1913-)。その「希望の歴史学」に新たな光を当てる。
目次
編者まえがき――解題 今なぜ藤間生大なのか―― (山本昭宏・磯前順一)
はじめに――終末にひそむ希望――
第一部 インタビュー
日本史・東アジア史・世界史について語る――藤間生大先生の歴史研究の歩み――
第二部 論攷
敗北から学ぶ
○研究と実践――傷ついた心の人のために――
○二つの敗北期
「国家と民族」論
○古代における民族の問題
○五〇年の歳月を経て――石母田正『歴史と民族の発見』解説――
東アジアの終末論
○前近代東アジア史研究の方法論についての一考察――一九七九年度歴研大会総合部会の鬼頭報告に関連して
○古代東アジアの終末感(観)――発端としての中国を主なる例として――
○旧谷中村の石仏
「おわりに」に代えて――石母田正氏告別式弔辞
藤間生大著作文献目録(水野公寿編・磯前礼子補訂)
解説 希望の歴史学――藤間生大とマルクス主義歴史学――(磯前順一・山本昭宏)
編者あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。