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貨幣と国家
資本主義的信用貨幣制度の生成と展開
発行:文眞堂
A5判
縦210mm
横148mm
厚さ17mm
重さ 368g
196ページ
定価
3,200 円+税
3,520 円(税込)
- 初版年月日
- 2022年11月30日
- 書店発売日
- 2022年12月28日
- 登録日
- 2022年10月28日
- 最終更新日
- 2022年12月5日
紹介
近代初期に引受信用と預金銀行業によって覇権通貨となったアムステルダム銀行バンク・ギルダーと、産業革命金融を抑圧し、貿易金融と財政革命を支え、国際金融市場として発展したイギリス近代的信用制度の歴史は、信用貨幣と国家の関係を明らかにすると共に、MMTや新通貨学派やグレーバー『負債論』の国家貨幣論を批判する。
目次
序 論
第1章 L. R. レイの現代貨幣理論(MMT)への疑問
第2章 為替手形・預金通貨・銀行券―インガムの資本主義的信用貨幣論への疑問―
第3章 為替手形と初期預金銀行の歴史的意義
第4章 「貨幣の世界システム」の成立―資本主義的信用貨幣制度の起源―
第5章 貨幣と国家―近代イギリスの事例に寄せて―
第6章 国家は信用貨幣を廃止できるのか―新通貨学派の信用貨幣批判に寄せて―
上記内容は本書刊行時のものです。