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経営学における『技術』概念の変遷
AI時代に向けて
発行:文眞堂
A5判
縦210mm
横148mm
厚さ12mm
重さ 220g
153ページ
定価
3,000円+税
- 初版年月日
- 2021年5月28日
- 書店発売日
- 2021年5月28日
- 登録日
- 2021年4月23日
- 最終更新日
- 2021年5月10日
紹介
技術の意味については,優れて実践的な対象を取り上げる経営学では,その生成期から,意識的と無意識的とを問わず,それを取り上げてきた。昨今,従来型の生産技術・事務管理機器・情報通信といった範疇を横断する形で,汎用的な組み込みが可能な制御技術としてのAIが登場した。本論文集は,この潮流の意義を経営学的・経営学史的に深耕しつつ議論する。
目次
巻頭の言(勝部伸夫)
第Ⅰ部 趣旨説明
経営学における『技術』概念の変遷―AI時代に向けて―(第9期運営委員会)
第Ⅱ部 経営学における『技術』概念の変遷―AI時代に向けて―
1 経営学における『技術』概念の変遷―AI時代に向けて―(福永文美夫)
2 19世紀前半期イギリスにおける機械の効果と影響―バベッジ,ユア,及びミルの所説―(村田和博)
3 技術概念・技術観の変遷とその意義―AI時代を見据えて―(宗像正幸)
4 AI技術と組織インテリジェンスの追求―バーナード理論,サイモン理論からAI時代の経営学へ―(桑田耕太郎)
第Ⅲ部 論攷
5 技術進歩のもたらす経営組織の逆機能に関する一考察―組織事故の視点から―(藤川なつこ)
6 協働におけるアカウンタビリティの類型―Barnard(1938;1948)の組織概念からの接近―(坂井 恵)
7 ノーマル・アクシデント理論と高信頼性理論の「技術観」
8 日本におけるバーナード理論の受容と展開(櫻田貴道・磯村和人)
第Ⅳ部 文献
上記内容は本書刊行時のものです。