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EUの危機と再生
中東欧小国の視点
発行:文眞堂
四六判
224ページ
定価
2,200円+税
- 書店発売日
- 2017年9月14日
- 登録日
- 2017年8月24日
- 最終更新日
- 2017年8月29日
紹介
ユーロ危機は南欧諸国vs.EUコア諸国という構図で論じられることが多いが、本書は中東欧新規EU加盟国の視点から考察する。なかでも、自立的な経済発展の戦略をとったスロヴェニアの経験に光を当てた。著者は、移動の自由を保証するだけで貧しい加盟国で雇用を増やすことができないEUの政策は破綻したと主張し、財政連邦主義への前進が必要と説く。
目次
序 章 単一通貨ユーロと中東欧
第Ⅰ部 小国の自立的な経済発展:スロヴェニアの事例
第1章 小国スロヴェニアの発展戦略
第2章 高い国際競争力:スロヴェニアの謎を解く
第Ⅱ部 ユーロ圏の危機と中東欧
第3章 カジノ資本主義の破綻:ラトヴィアとスロヴェニアの事例を中心に
第4章 中東欧の新規EU加盟国とユーロ危機
第Ⅲ部 危機への対応
第5章 ユーロ圏の危機と改革
第6章 EUの課題と将来
終 章 まとめ:4つの自由と4つの目標
上記内容は本書刊行時のものです。