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グローバリゼーションと体制移行の経済学
発行:文眞堂
縦220mm
268ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2008年4月
- 登録日
- 2016年5月9日
- 最終更新日
- 2016年5月9日
紹介
ベルリンの壁崩壊から20世紀末挟んで世界を揺るがした旧社会主義諸国の体制移行プロセスを、現代世界経済の趨勢を規定するグローバリゼーションという文脈に立って、ロシア・中東欧経済の専門家が政治経済学的・実証的に分析した。国際的な政治経済体制と移行諸国の関係、およびFDIの流入や多国籍企業が果たしてきた役割に焦点を当てる。
目次
グローバリゼーションと体制移行の経済学:問題意識と分析視角
第1部 国際政治経済システムと移行経済諸国-総論(グローバリゼーションと「権力関係」:移行諸国をみる視座
WTO体制と移行経済諸国
中欧3か国のEU加盟と金融・通貨統合プロセス:制度の受容面からの検討
移行諸国への外国直接投資と国家の役割
移行経済諸国における金融セクターの展開とグローバリゼーション:新規EU加盟国への金融部門FDIを中心に
国際炭素市場とロシア移行経済)
第2部 市場経済化・外国資本・経済開放-国別研究(チェコにおける企業改革と対外直接投資:日系企業を中心に
ハンガリーにおける外国直接投資と企業再建
ポーランドの外国直接投資誘致政策:経済特区を中心に
ロシアの市場経済化とエネルギー貿易
中央アジア諸国の市場経済化と外資導入政策の現状
「持てる国」カザフスタンの事例
キルギス共和国の体制転換:グローバリゼーション下の小国生き残り策)
上記内容は本書刊行時のものです。