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タイムカプセルの開き方 種生物学会(編) - 文一総合出版
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タイムカプセルの開き方 (タイムカプセルノヒラキカタ) 博物館標本が紬ぐ生物多様性の過去・現在・未来 (ハクブツカンヒョウホンガツムグセイブツタヨウセイノカコゲンザイミライ)

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A5判
縦210mm 横148mm 厚さ14mm
重さ 360g
248ページ
定価 3,000 円+税   3,300 円(税込)
ISBN
978-4-8299-6212-1   COPY
ISBN 13
9784829962121   COPY
ISBN 10h
4-8299-6212-7   COPY
ISBN 10
4829962127   COPY
出版者記号
8299   COPY
Cコード
C0045  
0:一般 0:単行本 45:生物学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2024年8月22日
最終更新日
2024年9月24日
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紹介

博物館標本はタイムカプセル! 何が入ってる? どうやって調べる?

DNA解析技術の発展により,博物館の標本が雄弁に語りはじめた! 採集の時期や場所の情報,他の標本から得られたデータも組み合わせれば,生物多様性の歴史が見えてくる。過去を知り未来に活かすためのノウハウを簡明に解説。

◎DNAの解析技術の発展で,標本のDNAも解析可能に!絶滅した生物の詳細が見えてきた。
◎最先端で活躍する若手研究者が,標本からのDNA採集のノウハウを紹介。
◎将来の研究者に貴重な標本を引き継ぐために,現在の利用者,管理者は何をすべきだろう?
◎できるだけ多くの情報を未来に送るための標本の作り方とは?
◎2022年のノーベル医学・生理学賞で注目された標本DNA研究の魅力を満載。

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・過去に採集され保管されていた標本からDNAを採取して解析できれば,過去の遺伝的多様性や集団の大きさがわかるはず。絶滅のおそれのある生物で調べれば,減少の要因を推定することができる。チョウの仲間やシマフクロウ,タンチョウなどを例に紹介。

・もちろん,進化のプロセスを解明することも。今は絶滅してしまい,標本しか残っていない生物と,現生生物の関係も明らかにしたり,種の同定が困難だった標本の正体を明らかにしたり。

・遺跡から出土した動物の骨からDNAが採取できれば,古代の環境の推定が可能に。人間の影響が少ない時代の生物のようすを知ることができるかも。

・標本から得られたDNA情報もデータベース化されている。どんな研究ができるのだろうか?

・標本からDNAを採集するための技術を,目的に即して解説。

・DNA情報を壊さずに維持するために必要な標本管理のノウハウ,貴重な標本を利用させてもらうために知っておくべきことも丁寧に解説。

目次

 はじめに

第1 部 標本から新しい事実が明らかに!
 第1 章 標本DNA 情報からひもとく絶滅危惧チョウ類の栄枯盛衰と保全 中濱 直之
 第2 章 博物館標本から稀少種の過去を探る 表 渓太
 第3 章 昆虫の標本DNA による分子系統解析 長太 伸章
 コラム1 次世代シーケンサーを用いた海藻類のタイプ標本の遺伝子解析 鈴木 雅大
 第4 章 古代DNA で探る縄文時代の鯨類の遺伝的多様性  岸田 拓士
 第5 章 博物館に収蔵されている植物標本のDNA バーコーディングへの活用 遠山 弘法
 コラム2 昆虫のDNA バーコーディングとその利用 岸本 圭子

第2 部 貴重な標本から情報を取得する方法
 第6 章 標本DNA の活用法 伊藤 元己
 第7 章 標本を対象としたシーケンス解析 兼子 伸吾
 第8 章 標本DNA におけるマイクロサテライト解析の手法 中濱 直之
 コラム3 博物館標本を用いた同位体分析研究 松林 順
 第9 章 標本DNA からMIG-seq でゲノムワイド変異を調べる 岩崎 貴也
 第10 章 ターゲットキャプチャー法による遺伝情報の収集 中臺 亮介
 第11 章 少数個体のゲノム全長に基づく集団解析 岸田 拓士
 第12 章 DNA を長期保存する昆虫標本の作製手法 中濱 直之
 第13 章 植物標本の非破壊的DNA 抽出 杉田 典正
 コラム4 Museomics をとりまくデータベース 仲里 猛留
 コラム5 ミュゼオミクス時代の博物館とその役割 大西 亘
 第14 章 標本のミュゼオミクス的利用について 岩崎 貴也・大西 亘
 
執筆者紹介・索引

著者プロフィール

種生物学会  (シュセイブツガッカイ)  (

植物実験分類学シンポジウム準備会として発足。1968 年に「生物科学第1 回春の学校」を開催。1980 年,種生物学会に移行し現在に至る。植物の集団生物学・進化生物学に関心を持つ、分類学、生態学、遺伝学、育種学、雑草学、林学、保全生物学など、さまざまな関連分野の研究者が、分野の枠を越えて交流・議論する場となっている。「種生物学シンポジウム」(年1 回,3 日間)の開催および 学会誌の発行を主要な活動とする。

上記内容は本書刊行時のものです。