..
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
戦国妖狐綺譚 もののけ巫女と武田の忍び
発行:フランス書院
文庫判
336ページ
定価
680円+税
- 書店発売日
- 2017年5月20日
- 登録日
- 2017年4月25日
- 最終更新日
- 2017年4月25日
紹介
「妖狐の姿で、子作りをなさい。そうすれば、
『日ノ本』はあなたに失望し、解放するわ」
更科姫の助言を受け、天蔵と千代女は夫婦
の営みに入っていた。
亜麻色の髪を白銀に変え、四本の尻尾を抱
きしめられ、狐妻は夫の腕のなかで甘く喘ぐ。
「待ってたの……ずっと。また、あなたをこ
こで迎え入れられるのを……」
後座位で腰をうねらせていた千代女が振り
向き、口付けをせがんでくる。
愛しい雄と密着したい。そんな想いの強さ
が伝わる口付け。
「きてっ……! あああああ」
白い喉を反らし、あたりに響き渡らんほど
の嬌声が上がり、彼女の膣肉が一気に絞り上
げるように蠕動した。
刹那、どぶどぶっと白濁液が噴射され、千
代女の奥深くに溜めこまれていく。
目次
第一幕 終の棲家から/迷い家(マヨヒガ)
第二幕 逢魔時の出会い/反転世界(クルベキ)
第三幕 千代女との生活/神域(カムナビ)
第四幕 岐路に至る帰路/関頭(エダミチ)
第五幕 帰路に至る/迷い人(マヨイビト)
終幕 出会いと別れ/廻転(アシタヘ)
上記内容は本書刊行時のものです。