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黒色火薬の時代 トニオ・アンドラーデ(著) - 芙蓉書房出版
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黒色火薬の時代 (コクショクカヤクノジダイ) 中華帝国の火薬兵器興亡史 (チュウカテイコクノカヤクヘイキコウボウシ)

歴史・地理
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A5判
414ページ
並製
定価 3,800円+税
ISBN
978-4-8295-0883-1   COPY
ISBN 13
9784829508831   COPY
ISBN 10h
4-8295-0883-3   COPY
ISBN 10
4829508833   COPY
出版者記号
8295   COPY
Cコード
C3031  
3:専門 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2024年6月
書店発売日
登録日
2024年5月8日
最終更新日
2024年6月19日
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紹介

火薬も、銃砲も、三段撃ちも中国の発明だった!
にもかかわらず、
 ◎なぜ中国はヨーロッパや日本にも軍事的におくれをとったのか。
 ◎そしてその中国が、なぜ今、大軍拡を行っているのか。
この疑問に答えるべく、
黒色火薬の時代(宋~清)に火薬兵器をめぐっておきた中国とヨーロッパ諸国との軍事的大分岐を解き明かしたグローバル・ヒストリー。

✺「長篠合戦の三段撃ちは織田信長の独創」は誤り! たんなる歴史のファンタジーだった
転回斉射術(三段撃ち)は中国では唐の時代から途切れることなく受け継がれてきた戦術であり、三段撃ちの起源は中国にあることを史料を基に説得力のある説を展開している。またヨーロッパ諸国でも、その起源は陣形を組んで歩兵を集団訓練していたローマ時代にあるとしている。
✺黒色火薬を使用した火薬兵器の技術的発展が兵站などの戦争の形態を変え、東西大分岐の最大の要因となった

目次 
序 章 中国の軍事的パターンの歴史的展開
■第1部 中国のはじまり
第1章 試練の時―宋・戦国時代
第2章 初期の火薬戦争
第3章 モンゴルの戦争と銃の進化(l211-1279)
第4章 洪武の英雄―火薬皇帝
■第2部 ヨーロッパの銃砲
第5章 中世の銃砲
第6章 大 砲
第7章 ヨーロッパにおける古式砲の発展
第8章 ヨーロッパにおける火薬の時代
第9章 大砲をもった食人鬼たち―中国とポルトガルの衝突(1521~1522年)
■第3部 均衡の時代
第10章 フランキ砲
第11章 集団訓練、規律そして西洋の台頭
第12章 東アジアのマスケット銃
第13章 17世紀―均衡の時代?
第14章 ヨーロッパの海軍の優位性
第15章 ルネサンス要塞―ヨーロッパ拡大の基盤か?
■第4部 軍事的大分岐
第16章 アヘン戦争と大分岐
第17章 近代化の時―アヘン戦争改革
第18章 中国の近代化と火薬時代の終焉
終 章 新たな戦国時代の到来か?

目次

序 章 中国の軍事的パターンの歴史的展開
■第1部 中国のはじまり
第1章 試練の時―宋・戦国時代
 宋時代(960-1279)/宋の戦国時代
第2章 初期の火薬戦争
 北宋と火薬兵器の誕生/宋金戦争:火薬時代の本格的な始まり
第3章 モンゴルの戦争と銃の進化(l211-1279)
 モンゴル・金戦争/モンゴル・南宋戦争/銃砲
第4章 洪武の英雄―火薬皇帝
戦場における明の火器/蘇州包囲戦(1366年)
■第2部 ヨーロッパの銃砲
第5章 中世の銃砲
 小さな砲
第6章 大 砲
 なぜ大砲は中国ではなく西ヨーロッパで発展したのか/ヨーロッパの城壁と中国の城壁
第7章 ヨーロッパにおける古式砲の発展
 古式砲/最初の分岐の解釈
第8章 ヨーロッパにおける火薬の時代
 軍事革命/中国征服計画 1536年
第9章 大砲をもった食人鬼たち―中国とポルトガルの衝突(1521~1522年)
 第一次中国・ポルトガル紛争(1521年)/第二次中国・ポルトガル紛争(1522年)
■第3部 均衡の時代
第10章 フランキ砲
王陽明とフランキ砲/明によるフランキ砲の採用
第11章 集団訓練、規律そして西洋の台頭
 転回斉射術/中国における集団訓練の伝統/集団訓練と遺産、東洋と西洋
第12章 東アジアのマスケット銃
マスケット銃は東アジアへ/戚継光とアーケバス銃/朝鮮半島におけるマスケット銃
第13章 17世紀―均衡の時代?
 紅毛の蛮族/コサック
第14章 ヨーロッパの海軍の優位性
 紅毛蛮族の大砲/中国における舷側斉射帆船
第15章 ルネサンス要塞―ヨーロッパ拡大の基盤か?
 中国におけるルネサンス要塞/ゼーランディア要塞の包囲戦(1661-1662年)/アルバジンの包囲戦(1685-1689年)/ルネサンス要塞の重要性
■第4部 軍事的大分岐
第16章 アヘン戦争と大分岐
錆びた剣:大東亜の平和/実験科学とヨーロッパの戦争技術
第17章 近代化の時―アヘン戦争改革
 技術革新への適応/第一次近代化運動/なぜ初期の改革は失敗したのか?
第18章 中国の近代化と火薬時代の終焉
 自強運動/機械を作る機械/日清戦争
終 章 新たな戦国時代の到来か?

著者プロフィール

トニオ・アンドラーデ  (トニオ アンドラーデ)  (

トニオ・アンドラーデ(Tonio Andrade)(1968年生)
米国エモリ―大学歴史学教授。エール大学博士。
専門は中国の歴史と中国から見たグローバル・ヒストリーの研究。特に東西の大分岐に関心を持ち、グローバル・ヒストリーの観点から、14世紀から19世紀にかけての中国と西洋ヨーロッパの軍事的比較研究に焦点を当てた研究を行っている。
主要著書/How Taiwan Became Chinese(Columbia University Press, 2007)(台湾のヨーロッパ植民地支配についての研究), Sea Rovers, Silver, and Samurai (Hawaii, 2019)(1550年から1700年までの海洋東アジアのグローバルな歴史について), Lost Colony(Princeton, 2011)(1661年から1668年のオランダと中国の戦争), The Last Embassy(Princeton, 2021)(清朝の乾隆帝の宮廷に派遣されたオランダの使節団について)他

加藤 朗  (カトウ アキラ)  (

加藤 朗(かとうあきら)(1951年生)
桜美林大学名誉教授。早稲田大学大学院政治学研究科国際政治修士(1981)。防衛研究所助手、所員(1981~1996年)。ハーヴァード大学国際問題研究所日米関係プログラム客員研究員(1989~1990年)。桜美林大学国際学部(LA学群に改編)教員(1996~2022年)。専攻:国際政治学(国際政治理論、安全保障、兵器史)。
主要単著/『兵器の歴史』(芙蓉書房出版、2008年)、『現代戦争論』(中公新書、1993年)、『テロ:現代暴力論』(中公新書、2003年)、『入門:リアリズム平和学』(勁草書房、2009年)『日本の安全保障』(ちくま新書、2016年)、『国際紛争はなぜ起こるか-ネオ・サイバネティックス紛争理論の構築』(桜美林大学出版会、2022年)他
主要訳書/『火薬の母:硝石の大英帝国史-糞尿と森が帝国を支えた』(あけび書房、2023年)

上記内容は本書刊行時のものです。