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満洲国の双廟 嵯峨井 建(著) - 芙蓉書房出版
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満洲国の双廟 (マンシュウコクノソウビョウ) ラストエンペラー溥儀と日本 (ラストエンペラーフギトニッポン)

歴史・地理
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A5判
276ページ
上製
定価 3,900円+税
ISBN
978-4-8295-0865-7   COPY
ISBN 13
9784829508657   COPY
ISBN 10h
4-8295-0865-5   COPY
ISBN 10
4829508655   COPY
出版者記号
8295   COPY
Cコード
C3021  
3:専門 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年8月
書店発売日
登録日
2023年7月14日
最終更新日
2024年3月14日
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書評掲載情報

2024-01-22 神社新報
評者: 菅浩二(國學院大學神道文化学部教授)
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紹介

満洲国建国7年目の1940(昭和15)年に創建され、わずか5年で満洲国崩壊とともに廃絶となった2つの宗教施設が果たした役割とは……

建国神廟 とは……天照大神をまつる満洲国版「宮中賢所」
建国忠霊廟 とは……五族(日韓満蒙漢)の英霊(戦没者)をまつる満洲国版「靖國神社」

満洲国皇帝溥儀と関東軍が深く関与したこの双廟の興亡から読み解く“もうひとつの満洲史”
建物、儀式、人物など貴重な写真63枚収録

目次

第一章 満洲国誕生と皇帝
  一、満洲国の二つの廟
  二、満洲国の建国まで
  三、皇帝への道・郊祭の儀
  四、昭和天皇との出会い―第一回訪日
第二章 双廟の建設過程 
  一、構想の発端―『厳秘会見録』の出現
  二、建国廟の建設過程
  三、建国廟をめぐる祭神論
  四、祭神決定の真相
  五、天照大神と英霊の同座―神社界の反対
  六、昭和天皇の御意向
  七、皇帝の伊勢神宮参拝―第二回訪日
第三章 建国神廟と忠霊廟の鎮座祭
  一、鎮座祭の前夜
  二、建国神廟鎮座祭
  三、建国忠霊廟鎮座祭
第四章 双廟の全貌
  一、建国神廟の設計者とプラン
  二、建国神廟の建築
  三、建国忠霊廟の建築
  四、新しい造営計画
第五章 満洲国の国儀―神祭りの実態
  一、双廟祭祀の姿
  二、創建から廃絶までの双廟
  三、参拝した人たち
第六章 皇帝溥儀と日本人
  一、日本人と満洲
  二、信仰の人・溥儀
  三、側近の人々
第七章 双廟の最後
  一、ソ連参戦と宮廷
  二、蒙塵―そして敗戦
  三、皇帝逮捕と御神体のゆくえ
  四、ロシア国防省参謀本部の御鏡と太刀の出現
  五、苦悩する外島処長と御神体
第八章 むすび―東京裁判のゆくえ
  一、東京裁判と溥儀
  二、おわりに

著者プロフィール

嵯峨井 建  (サガイ タツル)  (

嵯峨井 建(さがい たつる)
昭和23年石川県生まれ。國學院大學神道学専攻科修了。賀茂御祖神社禰宜。現在、京都國學院講師。神道学博士。
主な著書『日吉大社と山王権現』(人文書院、1992年)。『満洲の神社興亡史―日本人の行くところ神社あり』(芙蓉書房出版、1998年)。『神仏習合の歴史と儀礼空間』(思文閣出版、2013年)。『大陸神社大観』監修・解題(ゆまに書房、2005年)。

上記内容は本書刊行時のものです。