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能登半島沖不審船対処の記録
Pー3C哨戒機機長が見た真実と残された課題
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年12月
- 書店発売日
- 2021年12月10日
- 登録日
- 2021年11月2日
- 最終更新日
- 2021年12月9日
紹介
兆候探知から発見、海上保安庁、海上自衛隊の対処と海上警備行動発令から終結まで……現場にいた著者が、すべてを明らかにする。
平成11年(1999年)3月、戦後日本初の「海上警備行動」が発令された!
海上保安庁、海上自衛隊、そして永田町・霞ヶ関……。あの時、何が出来て、何が出来なかったのか。現場には、それぞれの立場で与えられた「使命」を果たそうとした男たちがいた! 20年以上経たいま、海上自衛隊P-3C哨戒機機長として事態に対処した著者が克明な記録に基づいてまとめた迫真のドキュメント。
これは「過去の話」ではない! あの時の教訓から何を学ぶのか?
目次
プロローグ
1.日本人拉致と不審船
2.緊迫する朝鮮半島情勢
第1章 兆候……発見
1.消えた工作母船と不審電波
2.不審船を探せ!
3.偽りの船名
4.不審船は北朝鮮工作船?
第2章 追 跡
1.巡視船、四六年ぶりの警告射撃
2.海上保安庁のみでは対応できない!
3.早くしないと逃げられてしまう……
4.目標が停止しました
第3章 海上警備行動の発令
1.行くときには俺が行く!
2.不審船に命中させてはならない
第4章 航空部隊による警告爆撃
1.一五〇㎏対潜爆弾を抱いて
2.不審船の注意を本機に引き付ける!
3.不審船捕獲の「漁網作戦」
4.北朝鮮戦闘機の飛来
第5章 海上警備行動の終結
1.虚脱と緊張の狭間で
2.終焉へ
3.凪いだ海
第6章 残された課題
1.議論は国会の場へ
2.解決された課題と残された課題
3.再び現れた北朝鮮工作船
エピローグ
1.緊張の海
2.軍事機能の認められない警察機関と警察権の認められない自衛隊
3.多様化する任務と広域化する活動海域
上記内容は本書刊行時のものです。