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もどれない故郷ながどろ 長泥記録誌編集委員会(編) - 芙蓉書房出版
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もどれない故郷ながどろ (モドレナイフルサトナガドロ) 飯館村帰還困難区域の記憶 (イイタテムラキカンコンナンクイキノキオク)

歴史・地理
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A5判
400ページ
並製
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-8295-0676-9   COPY
ISBN 13
9784829506769   COPY
ISBN 10h
4-8295-0676-8   COPY
ISBN 10
4829506768   COPY
出版者記号
8295   COPY
Cコード
C0025  
0:一般 0:単行本 25:地理
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2016年3月
書店発売日
登録日
2016年1月21日
最終更新日
2017年8月1日
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受賞情報

第40回福島民報出版文化賞正賞を受賞しました

紹介

TBSテレビ「報道特集」(3月12日)、朝日新聞「天声人語」(3月11日)、産経新聞「産経抄」(3月8日)で紹介された話題の本。

福島第一原発事故から5年。原発から最も離れた帰還困難区域「福島県飯舘村長泥行政区」の生活の記憶を後世に伝えるための記録誌。

74世帯281人の人々は「いつか故郷に戻りたい」という思いと、「もう戻れない」というあきらめの間で苦しみながら、散り散りになった避難先で5回目の正月を迎えました。全く先行きが見えないなかで、風化しつつある被災地長泥の生活の記憶を子どもや孫に伝えたいとの願いから本書は企画されました。
「第1部 写真で見る長泥」は、家々のアルバムから剥がされた写真と、事故後現地を取材し続けている写真家の作品をもとに編集。共に生きてきた地域の歴史が浮かび上がってきます。写真点数は約300点、144頁。
「第2部 聞き書きでたどる長泥」は、住民と密接なコミュニケーションをとり続けてきた大学教員・ジャーナリスト・自治体職員らによって実施された聞き取りなどをもとに編集。事故当時の状況、見えない放射線への恐怖、失われたコミュニテイへの思いなどがナマの言葉で語られています。住民同士の結束力の強さ、ふるさとへの深い愛着などが行間から滲み出てきます。読み応えのある240頁。

編集委員
◎地元委員(飯舘村長泥行政区)
金子益雄(元区長)
佐野 太(元区長)
鴫原新一(副区長)
鴫原良友(区長)
庄司正彦(庶務)
杉下初男(前区長)
高橋正弘(会計)
◎外部委員
大渡美咲(産経新聞社)
トム・ギル(明治学院大学教授)
黒坂愛衣(東北学院大学准教授)
佐藤 忍(横浜市教育会館)
関根 学(写真家)
福岡安則(埼玉大学名誉教授)
本田晃司(福島県庁)
前田せいめい(写真家)
山中知彦(新潟県立大学教授)
依光隆明(朝日新聞社)

目次

■第1部 写真で見る長泥
福島原発事故後の長泥
1.長泥のいま
人が消えた集落/かつては暮らしがあった/それでも花は咲く/増える動物、めぐる生命/見えない放射線/今も続く長泥のコミュニティ
2.原発事故直後の長泥
故郷の記憶
長泥の暮らし・家族/祭りと伝統芸能/なりわい/長泥小学校の思い出/体育大会/婦人会・老人会/子どもを育くむ/比曽川の生きもの/集落を守る/豊かな自然
■第2部 聞き書きでたどる長泥
※35家族50人の聞き書きで、 長泥のコミュニティの結束を今に伝える

上記内容は本書刊行時のものです。