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不思議の国 ニッポン ヤマザキマリ(著/文) - ビジネス社
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不思議の国 ニッポン (フシギノクニニッポン)

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発行:ビジネス社
四六判
224ページ
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-8284-2494-1   COPY
ISBN 13
9784828424941   COPY
ISBN 10h
4-8284-2494-6   COPY
ISBN 10
4828424946   COPY
出版者記号
8284   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年12月24日
最終更新日
2023年2月10日
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紹介

宗教観、国民性、仕事観・・・・・・
稀代の知識人による「日本」を巡るクロストーク

私たちの“常識”は、本当に“常識”なのか?
◎「信頼」は果たして美徳なのだろうか?
◎胸中の思いを言語化することを、躊躇するのはなぜなのか?
◎マスコミの情報に、なぜ囚われるのか?
◎「世間体」に縛られるのはなぜか?
◎エンターテイメントは、なぜ必要なのか?

世界各国に滞在し、日本をグローバルな視点で見つめる漫画家・文筆家・画家のヤマザキマリと、
東アジアの歴史に造詣が深い作家・豊田有恒が、世界のなかでの日本の独自性、国民性について語り合う。
「空気を読むことを求められる」「出る杭は打たれる」「ヘンだと思っても口にしない」など
私たち日本人が“常識”と思っていることが、世界では“非常識”なのかもしれない。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「日本は、アジアのなかでも、
かなり独自の文化を持っているといえます。」作家 豊田有恒

「コロナ禍で久しぶりに長く日本に滞在したことで、
この国の特異性をしみじみ痛感しました。」漫画家・文筆家・画家 ヤマザキマリ
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『鉄腕アトム』『宇宙戦艦ヤマト』などのアニメの制作に携わり、SF小説、歴史小説、さらに社会評論など、幅広い分野で執筆活動を続ける作家・豊田有恒と、『テルマエ・ロマエ』や『プリニウス』(とり・みき氏と共著)などで知られる漫画家・文筆家のヤマザキマリが、世界の中の日本の独自性について語り合う。海外に関する知見が豊富な2人は、日本人が「当たり前」と思っている日常の中に、不思議な習性が潜んでいることを掘り下げていく。

目次

第一章 「信じる」は美徳なのだろうか?
第二章 国境を越えるということ
第三章 日本人のバックボーン=神道は多神教
第四章 宗教とエンターテインメントと政治を考える
第五章 水木しげると手塚治虫

著者プロフィール

ヤマザキマリ  (ヤマザキマリ)  (著/文

1967年東京生まれ。漫画家・文筆家・画家。東京造形大学客員教授。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。2010年『テルマエ・ロマエ』(エンターブレイン)で第3回マンガ大賞受賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。15年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。17年イタリア共和国星勲章受章。著書に『プリニウス』(新潮社、とり・みきと共著)、『オリンピア・キュクロス』(集英社)、『国境のない生き方』(小学館新書)、『ヴィオラ母さん』(文藝春秋)など多数。近著に『リ・アルティジャーニ ルネサンス画家職人伝』(新潮社)、『地球、この複雑なる惑星に暮らすこと』(文藝春秋、養老孟司と共著)など。

豊田有恒  (トヨタアリツネ)  (著/文

1938年、群馬県生まれ。島根県立大学名誉教授。若くしてSF小説界にデビュー。歴史小説や社会評論など幅広い分野で執筆活動を続ける一方、古代日本史を東アジアの流れのなかに位置づける言説を展開して活躍。著作には数多くの小説作品の他、ノンフィクション作品として『たのしく老後もはたらく生き方』(ビジネス社)、『ヤマトタケルの謎-英雄神話に隠された真実』『「宇宙戦艦ヤマト」の真実 いかに誕生し、進化したか』(いずれも祥伝社新書)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。