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出版者情報
アメリカ争乱に動揺しながらも中国の世界支配は進む
- 書店発売日
- 2021年1月25日
- 登録日
- 2020年11月6日
- 最終更新日
- 2021年1月18日
紹介
500年の支配が終焉を迎え、衰退の一途をたどるアメリカとヨーロッパ。そして、中国がIT、ものづくり、そしてエンターテインメントを制し、世界の文明の中心となっていく。これは歴史の必然だ!
世界覇権(ヘジェモニー)は100年で移ってゆく!
1815 イギリスがナポレオン撃破で覇権国に
↓
1913 アメリカでFRB(連邦準備制度理事会)創設
↓
1914 第1次世界大戦(~1918)でヨーロッパが火の海に。
イギリスに代わりアメリカが覇権国に。
ポンド危機でイギリス経済没落(1931)
↓
1939 第2次世界大戦(~1945)でアメリカの覇権が強まる
↓
1978 鄧小平による中国の「改革開放」スタート
↓
2020 アメリカ内乱で世界管理能力衰退
↓
2024 ドル大暴落と民主化で中国が新たな覇権国に
核兵器、半導体、6G、量子暗号、宇宙開発から、
スマホアプリ、エンターテインメントまで、
次なる世界の中心となる「中華帝国」の実態を徹底解説!!
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中国は、もうアメリカから学ぶことがなくなった。
アメリカが築き上げた自由な世界の理想が、崩れ去った。
デモクラシー(民主政体)の土台をなす選挙そのもので、
こんなにも無様に大規模な不正(マッシヴ・フロード)が行われるようでは、
アメリカはもう、中国人にとって目指すべきお手本の国ではない。
大きく幻滅した中国人は、これからは自力で、
自分の頭で何でもやっていかなければならないのだと気づいた。
欧米白人の近代文明が、丁度500年たって終わろうとしている。
中国を中心とする東アジアが、世界文明の新たな中心になりつつある。
日本は、その中に自分の位置をしっかりと見つけなければいけない
――「まえがき」より
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目次
第1章 米中のあいだで今、本当に起きていること
★キッシンジャーが首を切られた意味
★分裂への一途をたどるアメリカ国内
★不正選挙に中国はどこまで絡んだのか?
★中国と台湾を股にかけるイレイン・チャオの正体
★じりじり寄り切ろうとする中国の“横綱相撲"
★清朝末期の日中関係と似てきた米中対立の構図
★盗むべきは盗んだ後に中国が進むいばらの道
★なるべく貿易戦争は避けたいという中国の本音
★「;バイデン当選祝電」の本当の読み解き方
★日本国は「風の谷のナウシカ」である
第2章 中国は自立、独立路線を走り続ける
★中国を海から締め上げる西側諸国
★「中国の特色ある社会主義」に隠された秘密
★「コーポラティズム」の元祖はムッソリーニ
★中国が採用した「開発独裁」路線
★中国人が気づいたマルクス経済学の本質的な誤ち
★近代経済学のドグマを打ち破った日本人学者
★キッシンジャーが中国にもたらした衝撃的な成果
★働く人が皆、余剰価値を生み出せるわけではないという原理
★人間の能力にこそ格差があることを認めた中国
第3章 本気でアメリカを追い落とす中国の最先端技術戦争
★中国最先端の技術獲得はどのように始まったのか?
★中国は自力で半導体を製造できるのか?
★ファーウェイの誕生で中国の命運が決まった
★中国核開発の秘密
★量子暗号、コンピュータが次の戦争の主役
★恐るべきスピードで発展する中国の宇宙産業
★ファーウェイ問題とはなんだったのか
★迷走するTikTokの売却騒動
第4章 新たな火種を抱える中国金融内乱
★コロナから劇的回復を果たしたものの不安も残る経済
★ EVで出遅れた日本企業が生き残る道
★デジタル人民元の行方
★習近平とジャック・マーの仁義なき戦い
★やはり中央アジアが次の金融の中心となる
第5章 中国の未来に巻き込まれる世界の今後
★中国にとって大事なのは貧困からの脱出
★鄧小平が埋め込んだ経済成長の起爆剤
★香港民主化運動は根本的に間違っている
★今の中国を規定しているボナパルティズム
★大きな蛇のなかでうごめく小さな蛇たち
★ 2024年から中国は民主体制に移っていく
★そもそも「ディープ・ステイト」とは何者なのか?
★君臨するイギリスと没落するイギリス
★中国はディープ・ステイトを突き破って新時代を作る
★欧米近代白人文明の500年の繁栄が終わる
上記内容は本書刊行時のものです。