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大地の響
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年5月27日
- 書店発売日
- 2023年6月2日
- 登録日
- 2023年5月16日
- 最終更新日
- 2023年5月29日
紹介
大企業に就職するも、音楽の夢すてがたく、退職しエレクトーン奏者、三味線奏者、横笛奏者として活躍。音楽に魅せられ、山に魅せられ、己の道を切り拓いてきた、「普通の女性」の人生の軌跡を綴る。
目次
第一章
ピアノと出会う/ピアノのお稽古/
転校生/OL時代/登山を始める/
エレクトーンを仕事に/海外の旅へ/
ニュージーランド・トレッキング/
アンデス・トレッキング/大地の響
第二章
インドへ/カトマンドゥでの日々/
シタールのお稽古/チトワンの農場へ/
天国に一番近い所/再びインドへ/
南の島でセーターを/コモリン岬から/
カタカリを見る/ボンベイへ/
アウランガバードにて/ダサインの祭り/
カトマンドゥひとり暮らし/
アメーバ赤痢始末記/友だちがくる/
菩提樹の丘
第三章
ああ社会復帰/
ポピュラー・ミュージック・メイト/
民族音楽の楽しみ/
長唄三味線を始める/残暑のころ/
ヤマハを退職/お稽古三昧/
大地の響 再び/市原音楽教室/
十年目のネパール/江戸の調べ/
jetのアドバイザーになる/
カーネギーホールに出演/
奈良を楽しむ/最終章ではないけれど/
あれから・・・
前書きなど
わたしは勇気のある人でも立派な人でもありません。ましてや素晴らしい芸術家でもありません。
山を登っていても、キャーキャー言いながら鎖や岩にかじるつくような怖がりですし、買ったものは忘れてくる、スカートを二枚履いて中学校に行ったことがあるくらいのうっかり屋でもあります。
小学校の同級生は「きみ子さんは、授業中よく机でピアノを弾いていたね」と言います。ピアノが欲しくて、音楽をやりたくて仕方のなかった少女が、新しい時代の波に乗って憧れの音楽の先生になり、持ち前の好奇心の強さと行動力を武器に、あちこち飛び回ったわたしの長~い青春の記録です。
時代に恵まれ、少々周囲の方々に迷惑をかけつつも、助けられ、支えられて何とか無事に乗り越えてきました。
こんな音楽の先生もいたんだ、と面白がってくださったら幸いです。
<著者「まえがき」>より
版元から一言
ごく普通の女性が、自分の気持ちに正直に生き、充実した人生を切り拓いてきた軌跡。
上記内容は本書刊行時のものです。