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マジメと非マジメの間で
歴史人物解体新書
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年2月23日
- 書店発売日
- 2023年2月17日
- 登録日
- 2023年1月18日
- 最終更新日
- 2023年3月16日
書評掲載情報
2023-04-01 |
致知
5月号 評者: 致知編集部 |
2023-03-09 |
夕刊フジ
夕刊 首都圏版 評者: 夕刊フジ報道部 |
2023-03-09 |
夕刊フジ
評者: 夕刊フジ報道部 |
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紹介
西郷隆盛、吉田松陰、井伊直弼、福島正則、明智光秀、源義経など41人の歴史上の人物を「マジメ」「非マジメ」人種に分類し、なぜ成功したのか、なぜ失敗したのかを明らかにする。著者独自のマジメ、非マジメ論を展開。
目次
Ⅰ 僕のマジメ論
1 マジメのススメ
2 マジメ人間は精神的に脆い?
3 マジメ人間は悲観的になりやすい?
4 マジメ人間は理論好き?
5 マジメ人間は器が小さい?
6 マジメ人間の成功の条件
Ⅱ 歴史人物解体新書
西郷隆盛/純情が命取り
木戸孝允/ストレスで縮めた命
前原一誠/融通きかず煙たがられ
江藤新平/カッコ良過ぎた
広沢真臣/自負心がジャマに
雲井龍雄/夢を見るのもいいけれど
相良総三/意固地も過ぎると命取り
小栗上野介/信念が生んだ誤解
川路聖謨/主義にこだわり主義に負け
中岡慎太郎/信念に忠実すぎ自家撞着
徳川家茂/死期を早めた柔軟性欠如
武市半平太/至誠が招いた悲劇
来島又兵衛/猪突・直情径行
中山忠光/直情径行の行き着く先
真木保臣/神がかり的で現実無視
南 八郎/背伸びしたが故に
井伊直弼/超マジメな鬼の末路
有馬新七/理念と心中
梅田雲浜/うぬぼれで自滅
吉田松陰/時を待てなかった男
橋本左内/自己過信
松平定信/マジメ人間の代表選手
池田光政/融通きかず面白み欠く
大久保彦左衛門/頑固でイヤミな奴だが
福島正則/真実一路
板倉勝重/几帳面すぎて窮屈
木村重成/筋が通り立派すぎ
片桐且元/騙されやすいマジメ人間
天野康景/自己流ですべてをなくす
加藤清正/武骨が過ぎた
平岩親吉/他人の好意がわからない
石田三成/過剰な正義感
豊臣秀次/いいかげんにやればよかった
石川数正/強すぎた自責の念
明智光秀/身を滅ぼしたユーモア欠如
武田勝頼/「常に控えめ」がアダ
山中鹿之介/自ら苦労を背負い込む悲劇
上杉謙信/面白味がない立派さ
新田義貞/空気を読めない悲しさ
畠山重忠/潔さもほどほどに
源 義経/最後に自分を捨てられず
前書きなど
まえがき 抄録
昔の映画でバーのマダムがこんなことを言った。
「あたしは男性を〝品行の人〟と〝品性の人〟に分けてるの。どんなに品行がよくても品性のわるい人はイヤだし、多少品行がわるくても品性がよければ好きよ」
この基準を品性のいい人をマジメ人間、品行のワルいのを非マジメ人間に。
現在《いま》は価値基準が変わってかんたんなハメコミはできない。
が、歴史ならできる。
膨大な量の私の書いた人物をひとりひとりの言行を分析し、この人はマジメだからこうなった、非マジメだからこうなった、とその人がめぐりあった運命を一応結論づける仕事をしてくれたのは、ぱるす出版である。
版元から一言
今年2023年、95歳の老作家が論じるマジメ人間、非マジメ人間の生き方。
上記内容は本書刊行時のものです。