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会津藩燃ゆ~我等かく戦へり~【令和新版】
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2019年10月28日
- 登録日
- 2019年9月26日
- 最終更新日
- 2019年10月17日
紹介
押し寄せる薩長軍に敢然と立ち向かった東北雄藩の勇気と葛藤と挫折を会津藩を中心に活写。
落城後、蝦夷地に消えた会津藩首席家老・梶原平馬の栄光と挫折を劇的に描いた秀作。
目次
第一章 鳥羽、伏見
第二章 一会桑
第三章 若き家老
第四章 抗戦体制
第五章 悪魔の使者
第六章 会津会談
第七章 旧幕府陸軍参戦
第八章 仙台、米沢、会津会談
第九章 奥羽決集
第十章 決裂小千谷会談
第十一章 奥羽越列藩同盟
第十二章 長岡城陥ちる
第十三章 秋田の変身
第十四章 裏切り
第十五章 死の籠城戦
第十六章 壮絶、会津籠城戦
第十七章 降伏の白旗
前書きなど
会津藩は京都守護職に任ぜられ、朝廷の守護と京都の治安維持を一任された以上、薩長の革命勢力と渡り合うことになったのは、いわば宿命であった。最後の将軍徳川慶喜が大政奉還し事態の収拾を図ろうとしたが、薩長勢はここを先途とし、鳥羽伏見の戦いを引き起こして大勝。徳川慶喜と会津藩主松平容保の首を取れと江戸への進撃を開始した。
西郷隆盛と勝海舟の会談で、江戸は無血開城となり、慶喜は「無罪放免」となったが、薩長軍の次の目標は会津藩主松平容保の首だった。
会津が時代に乗り遅れたという側面は確かにある。しかし、鳥羽、伏見の敗戦から江戸に戻り、徳川慶喜と完全に離れてからの会津は、自らの手で国を守り、日本をリードしようという気迫に満ちてくる。人間としての誇りを絶えず持ち続け、決して暴力に屈しようとはしない。その会津魂は見事の一語に尽きる。最後の武士として会津藩は見事に亡んだ。しかし、この会津藩の魂は、永遠に消えることはない。 「あとがき」より~
版元から一言
押し寄せる薩長軍に敢然と立ち向かった会津藩など東北雄藩の勇気、葛藤、挫折を、会津藩首席家老・梶原平馬を中心に描いた大河小説。
一貫して薩長史観に異議を唱えてきた著者が、令和の時代に改めて幕末・維新を問う!
上記内容は本書刊行時のものです。