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天下統一論
発行:塙書房
A5判
重さ 800g
344ページ
定価
10,000円+税
- 初版年月日
- 2021年3月
- 書店発売日
- 2021年3月19日
- 登録日
- 2021年3月13日
- 最終更新日
- 2021年3月17日
紹介
天下統一は、正確には二度おこなわれたとの観点から、本書はおもに十六世紀後半から十七世紀前半の一世紀間を中心に、なぜ天下統一がおこなわれたのかについて、それを押し進めようとする権力─織田信長・豊臣秀吉・徳川家康─と、激しく抵抗し翻弄される地域社会の相互作用について追究する。
目次
序章―天下統一とはなにか―
第一部 豊臣政権の天下統一
第一章 小牧・長久手の戦いと羽柴政権
第二章 太田城水攻めと豊臣国分
第三章 金子元宅「遺言状」考
第四章 文禄四年政変と近江佐和山城
付論Ⅰ 濃尾武士団と豊臣政権―「大洲加藤文書」を読む―
第二部 徳川政権の天下再建
第五章 二条城と慶長期の国制─延命寺本洛中洛外図屏風の世界─
付論Ⅱ 近世初頭の近江朽木氏─『朽木家文書』を読む─
第六章 徳川公儀の形成と挫折─新出小堀遠州書状を素材として─
第七章 近世初頭の景観復原─寛永伊予国絵図研究序説─
第八章 伊賀者・甲賀者考─忍者の兵農分離─
終章―構造改革論─
上記内容は本書刊行時のものです。