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人を信じるという選択 ジャミール・ザキ(著) - 白揚社
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【利用可否不明】

人を信じるという選択 (ヒトヲシンジルトイウセンタク) 冷笑主義に抗う「根拠ある希望」の科学 (レイショウシュギニアラガウコンキョアルキボウノカガク)

哲学・宗教
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発行:白揚社
四六判
縦188mm 横130mm 厚さ23mm
392ページ
定価 2,800 円+税   3,080 円(税込)
ISBN
978-4-8269-0283-0   COPY
ISBN 13
9784826902830   COPY
ISBN 10h
4-8269-0283-2   COPY
ISBN 10
4826902832   COPY
出版者記号
8269   COPY
Cコード
C0011  
0:一般 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年10月31日
発売予定日
登録日
2026年9月10日
最終更新日
2026年9月10日
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紹介

暗いニュースが続く時代だからこそ希望を見出したいのに、世間に蔓延する冷笑主義(シニシズム)は、「他人など信用できない」「何をしても事態は悪くなる一方だ」と私たちの心を閉ざしてしまう。
だが、共感研究の第一人者であるジャミール・ザキはエビデンスをもとに、ネガティブな思い込みを解きほぐしていく。

データを冷静に紐解くと、世界は思っているほど分断されておらず、他者は信頼に応えてくれるという現実が見えてくる。鍵となるのは、盲目的な冷笑でも無邪気な楽観でもない、事実をしっかり検証して現実を見極める「希望的懐疑主義」という姿勢だ。

スタンフォード大学の人気教授が、冷笑主義の害悪と、人を信頼する合理的な理由、希望をもち続ける意義を鮮やかに論じた現代人必読の書。

(推薦の辞)
「今まさに必要とされている特効薬」――ダニエル・ギルバート(ハーバード大学心理学教授)

「これほどタイムリーなテーマは他にないだろう。…希望とは〝スキル〟なのだ」――アンジェラ・ダックワース(『やり抜く力 GRIT』著者)

「希望を抱くのは世間知らずで、冷笑的になるのが賢い選択だと思っているなら、すぐに考えをあらためた方がいい。…この本は、暗い時代に差し込む、まさに一筋の光だ」――アダム・グラント(『GIVE & TAKE』著者)

「恐るべきは皮肉に満ちた冷笑主義であり、本書はそこから抜け出すための解毒剤である」――ロバート・サポルスキー(スタンフォード大学生物学・神経学教授)

目次

はじめに

第1部 シニシズムとは何か

第1章 シニシズムの兆候と症状
 隠れた希望──最初の冷笑家たち
 「みんなそういうものだ」という誤解
 社会のエンジンを失速させるシニシズム
 キュニコス派の思想に立ち返る
 自分を信頼し、人に耳を傾ける

第2章 希望という驚くべき知恵
 懐疑主義──科学的なマインドセット
 失望した理想主義者
 安全なホームベース
 シニシズムを疑ってみる
 人が人に対して抱く知恵──「人はこういうもの」という思い込みを見直す

第3章 シニシズムという基礎疾患──前もって失望し続ける
 現代社会のシニシズム要因(1)不平等
 現代社会のシニシズム要因(2)エリートの権力乱用
 現代社会のシニシズム要因(3)世界の数値化
 デフォルトを「信頼」に
 海の村を作る

第4章 他者の存在は地獄ではない
 世界を動かすゴシップ・エンジン
 ネガティブな報道とのバランスをとる
 メディアに求められるアセット・フレーミング

第5章 シニシズムの罠から逃れる
 自己成就予言
 信頼はパワー
 返報性マインドセット
 信じて跳躍する

第2部 あなたとわたしを見つけなおす

第6章 その海にサメはいない
 ソーシャル・シャークの攻撃
 間違った診断、間違った処方
 孤独から抜け出す
 「セルフケア」だけでなく「アザーケア」のパワーを知る

第7章 信頼文化の構築
 ホモ・エコノミクスが職場にやってきた
 信頼欠如の重い代償
 冷笑家を育ててしまう文化
 ホモ・コラボレタスを率いる
 反シニシズム・リーダーシップ

第8章 いつわりの分断で生まれる断絶
 「悪魔」の正体は見えているか
 誰も望まない戦争
 誤った認識をときほぐす
 よりよい意見の衝突をする
 平和を訴えるだけでよいのか?

第3部 希望の未来

第9章 望む世界を作る
 与えてはいけない、信頼してはいけない
 悪党を想定した憲法
 少数を信頼し、多数を冷笑的な目で見るシステム
 信頼の再分配

第10章 行動主義の楽観主義
 不可能を可能にするには少しの時間がかかる
 岩を押し上げる力
 奇跡は誰の手にも
 活動の窓口を広げる
 
第11章 共有する運命
 「悲劇」として人間を見る
 共有地の成功
 未来を選ぶ

おわりに

謝辞
付録A 希望的懐疑主義の実践ガイド
付録B エビデンスの評価一覧
訳者あとがき
原注

著者プロフィール

ジャミール・ザキ  (ジャミール ザキ)  (著)

スタンフォード大学心理学教授。ボストン大学とコロンビア大学で学び、ハーバード大学を経て現在はスタンフォード社会神経科学ラボ所長を務める。社会的絆を深め、活用していく方法について探究している。ピアレビュー済み論文を100本以上発表しているほか、『ニューヨーク・タイムズ』や『ハーバード・ビジネス・レビュー』などでも精力的に論稿を発表し、科学専門機関や大学から数多く賞を受賞している。著書に『スタンフォード大学の共感の授業』(ダイヤモンド社)がある。

上原 裕美子  (ウエハラ ユミコ)  (訳)

翻訳者。主な訳書は、ジャミール・ザキ『スタンフォード大学の共感の授業』(ダイヤモンド社)のほか、『魚が存在しない理由』(サンマーク出版)、『壊れた世界で“グッドライフ”を探して』『ラマレラ 最後のクジラの民』(ともにNHK出版)、『GROWTH 「脱」でも「親」でもない新成長論』『みんなにお金を配ったら』(ともにみすず書房)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。