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ロボット学者、植物に学ぶ
自然に秘められた未来のテクノロジー
発行:白揚社
四六判
240ページ
定価
2,600円+税
- 初版年月日
- 2021年7月
- 書店発売日
- 2021年7月7日
- 登録日
- 2021年5月25日
- 最終更新日
- 2021年6月11日
書評掲載情報
2021-08-28 |
朝日新聞
朝刊 評者: 須藤靖(東京大学教授・宇宙物理学) |
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紹介
自然は天才だ!
自然界に学ぶ、人間の想像を超えたものづくりとは?
世界初の成長する植物ロボット〈プラントイド〉を開発した科学者が明かす、
〝生物学×テクノロジー〟の驚きのコラボレーション。
生物からヒントを得て新技術を開発するバイオミメティクス。
動物をモデルに画期的なロボットがいくつもつくられてきたが、著者らのチームがモデルにしたのは「植物の根」だった。
「なぜ動かない植物をロボットに?」という疑問は的外れ。植物は動物とは別の原理でちゃんと動いているのだ。
人間が思っている以上に賢く、したたかに生きている植物。バイオロボット工学者がその叡智を学び、驚嘆しながら斬新なロボットを生み出していく。
生物学とテクノロジーのコラボから、どんなロボットが生み出されるのか? 自然の観察から環境に優しい持続可能なテクノロジーは開発できるのだろうか? サイエンスの驚きと楽しさに溢れた科学ノンフィクション。
目次
はじめに 避けられないこと
1 すべてが始まった場所
2 新たな時代のロボット工学
3 インスピレーションを探し求める科学者たち
4 自然の実験室
5 進化の謎に挑む動物ロボット
6 私たちに似た機械
7 植物は隣にいるエイリアン
8 ロボット学者、偏見の壁にぶつかる
9 見えない運動
10 プラントイド ある革命の歴史
11 植物の知能
12 水の力
13 よじのぼる植物ロボットを目指して
おわりに 点と点をつなげる
上記内容は本書刊行時のものです。