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チェルノブイリ原発事故
新装版
- 初版年月日
- 2011年4月
- 書店発売日
- 2011年4月20日
- 登録日
- 2011年4月5日
- 最終更新日
- 2013年2月22日
書評掲載情報
2011-05-01 | 東京新聞/中日新聞 |
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紹介
史上最悪のチェルノブイリ原発事故を、どう受けとめ、そこからどんな教訓を引き出すべきなのか。
※本書は『チェルノブイリ』(七つ森書館、1986年)と『チェルノブイリ月誌』(反原発運動全国連絡会、1988年)を合わせて、1冊としました。
目次
【チェルノブイリ――最後の警告】
まえがき
序 章
衝 撃
第1章チェルノブイリでなにが起きたか
1 チェルノブイリ原発事故の意味するもの
2 もうひとつの核としてのチェルノブイリ
3 われわれの日常を衝いた放射能
4 日本の原発でも事故は起こりうる――ソ連報告書を読んで
第2章原発事故を考える
1 スリーマイル島原発事故が葬り去った安全神話
2 原発事故はなぜ起こるのか
3 チェルノブイリと下北計画
第3章 ポスト・チェルノブイリに向けて
1 チェルノブイリ事故に想う
2 ポスト・チェルノブイリをどう生きるか
3 チェルノブイリ原発事故の波紋
4 核文明と自然としての人間
終 章
終わりの始まり――ウィーンにて
資料・原発廃棄に向けて世界は動き出す
【チェルノブイリ月誌】
しのび寄るチェルノブイリの冬
二つの岐れ道
トルコを案ずる
事故から一年の食品汚染
「原因不明症候群」の大流行
ソ連内でいま何が……
早くも出た食品規制値緩和の動き
裁かれるべきは誰だったか
世界中にひろがる食品汚染
チェルノブイリは近い
生きる権利としての反原発
事故二周年にあたって――チェルノブイリは続く
おわりに
版元から一言
1975年「原子力資料情報室」の設立に参加。1997年には「ライト・ライブリフッド賞(もうひとつのノーベル賞)」を受賞。2000年に亡くなるまで、脱原発を貫いた市民科学者・高木仁三郎の名著を新装版として3冊同時発売!
上記内容は本書刊行時のものです。