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新装版 かなの美を学ぶ散らし書き
新装版
発行:日貿出版社
A4変型判
111ページ
定価
2,600円+税
- 初版年月日
- 2019年11月
- 書店発売日
- 2019年11月1日
- 登録日
- 2019年10月10日
- 最終更新日
- 2019年10月29日
紹介
「散らし書き」とは、字間・行間、行の長短などを揃えずに紙面を構成する日本独自の表現です。平安朝以来、和歌書を中心に展開しましたが、近世以降は俳句や詩文書にも応用され、多彩な展開を見せています。
本書では、この「散らし書き」の入門から和歌、俳句、大字仮名など、幅広い作品づくりをマスターすることができます。(2013年刊行の同名書籍の復刊です。内容に変更はありません)
目次
はじめに
第1章 散らし書きとは?
散らし書きとはどのような表現か/散らし書き 入門の入門〈五文字の散らし書き〉/五文字の散らし書きの発展/まずは四行書きから/一つの形でできるさまざまな表現/同じ歌のさまざまな散らし方/散らし書きの基本1 行の傾き/散らし書きの基本2 行の高低/散らし書きの基本3 字間行間の距離/散らし書きの基本4 構図構成の工夫
第2章 古典に学ぶ散らし書き
古典に学ぶ散らし書き1 行の高低/古典に学ぶ散らし書き2 行の逓減/古典に学ぶ散らし書き3 左右分割/古典に学ぶ散らし書き4 返し書き/古典に学ぶ散らし書き5 斜め分割/古典に学ぶ散らし書き6 上下分割1/古典に学ぶ散らし書き7 上下分割2/虚実の構図/古典に学ぶ散らし書き9 横の散らし
第3章 散らし書きのテクニック
紙面構成の考え方/文字の選択〈変体仮名の上手な用法〉/紙面と表現の関係〈大紙面への展開のために〉/散らし書きと連綿・疎密/潤渇と奥行き/余白の美を考える
第4章 さまざまな散らし書き
和歌の散らし書き/俳句の散らし書き/多字数の散らし書き/大字かなの散らし書き/さまざまな題材の散らし書き
第5章 かなの基礎学習
かなの基本運筆/かな作品創作入門/作品づくりのプロセス/仮名作品の落款と仕上げ
- 旧版ISBN
-
9784817040725
上記内容は本書刊行時のものです。