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21世紀の図書館と図書館員
発行:日外アソシエーツ
縦210mm
186ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2001年1月
- 登録日
- 2016年9月13日
- 最終更新日
- 2016年9月13日
紹介
いま21世紀を迎えるにあたって、図書館情報学は何を目指し、いかに進むべきか。これが第20集のテーマである。この問いに答えるのが非常に難しいことは当然ではあるが、われわれはこれに対する何らかの解答を各人なりに携えつつ、この新しい世紀を歩んでいく必要がある。よく考えてみれば、20世紀から21世紀への変わり目とは「人工的」なものにすぎない。つまり、自然の連続的な時間の流れを人間が暦で区切った結果生じた一種の虚構にすぎない。しかしながら、日本における図書館情報学という文脈に限っていえば、21世紀を迎える間際のこの数年間は、インターネットの隆盛や情報技術(IT)の飛躍的な発展、地方分権などの社会的変化に大きく影響された、一種の変革期であったといえるのではなかろうか。このような時期に、過去を振り返りつつ、将来の展開を思い描くことは、けっして無用なことではないだろう。
目次
新しい公立図書館の在り方について
情報化と学校図書館
専門図書館の新たな役割とサービスの開発-専門性の革新と電子情報環境での挑戦
図書館における国際協力-発展途上国への開発支援を中心に
大学図書館員論の枠組みと大学職員論-世紀の変わり目から見えること
司書の基礎的主題専門知識-大学図書館における法律資料のレファレンスを中心として
図書館と目録、その関係-この一世紀
図書館情報学分野の分類法-その20世紀を振り返り、21世紀を展望する
デジタル環境におけるレファレンスサービスモデル-大学図書館を中心に
上記内容は本書刊行時のものです。