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A5判
縦210mm
横148mm
厚さ17mm
重さ 400g
264ページ
並製
定価
2,600円+税
- ISBN
- 978-4-8166-2001-0
- Cコード
-
C0021
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一般 単行本 日本歴史
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2020年1月25日
- 書店発売日
- 2020年2月7日
- 登録日
- 2020年1月24日
- 最終更新日
- 2020年2月6日
紹介
戦争の「痛み」を受け継ぐということはどういうことだろう?
大正生れ、95歳の谷さんの戦後史から、その意味を考える。
語り手の明晰な記憶力と聞き手のすぐれた調査能力により浮かび上がる詳細な戦後の民衆史。人名や事項の充実に驚嘆する。
目次
はじめに
1 人生の出発点 -戦時下に育ち、敗戦後の社会へ
2 堀川愛生園の子どもたちと暮らす
3 戦争責任を考える、市民運動に関わる
4 入管体制・国籍法の問題に関わる
5 「アジアの女たちの会」での活動
6 「慰安婦」問題に関わる
7 平和と人権、脱原発運動
注
おわりに
前書きなど
推薦・上野千鶴子(社会学者)
女も戦争の加害者だった...「黙っていたら戦争につながる」と声を挙げつづけた95年の生涯。
戦後日本の良心は、谷たみさんのような草の根の活動に支えられてきた。
ひとりの女性のオーラルヒストリーから見えてくる戦後反戦運動史。
上記内容は本書刊行時のものです。