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画家たちの戦争責任
藤田嗣治の「アッツ島玉砕」をとおして考える
A5変形判
140ページ
価格
1,700円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年9月15日
- 書店発売日
- 2019年9月16日
- 登録日
- 2019年9月6日
- 最終更新日
- 2020年7月9日
紹介
あの時、心も身体も国に取り込まれた。今そんな時代になっていないか。戦争画のプロパガンダを、著者自身の体験から検証する。
加藤周一は、この絵に「戦意昂揚の気配さえもない」という。だがあのとき、人びとはこの絵の前で、仇討ちを誓い、戦場に赴いた。「撃ちてし止まん」が巷に満ちた。ヘイトスピーチが溢れ、表現の不自由展が中断される今はどうか?
目次
はじめに 軍国少女に育った私から10代のあなたへ
1 戦争画のゆくえ 隠されたままの戦争責任
2 そのころの子どもは、親より教師より熱心に戦争をした
3 戦争画を一挙公開し、議論をすすめよう!
あとがき
資料
前書きなど
「1925年、治安維持法公布の年に生まれ、旗(日の丸)と歌(君が代)に唆されて軍国少女に育った。音楽・絵画など芸術性の高いものほど戦争推進のプロパガンダとして大きな役割を果たし、私たちをそそのかした。プロパガンダに取り込まれた恨みを晴らすとともに、戦争推進の役割を果たした私の責任も明らかにしなければならない。」(著者「まえがき」より)
上記内容は本書刊行時のものです。