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奪われたクリムト マリアが「黄金のアデーレ」を取り戻すまで エリザベート・ザントマン(著/文) - 梨の木舎
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奪われたクリムト マリアが「黄金のアデーレ」を取り戻すまで
原書: DER GESTOHLENE KLIMT WIE SICH MARIA ALTMANN DIE GOLDEN ADELE ZURUCKHOLTE

発行:梨の木舎
A5変型判
180ページ
価格 2,200円+税
ISBN
978-4-8166-1902-1
Cコード
C0022
一般 単行本 外国歴史
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2019年2月25日
最終更新日
2019年3月22日
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紹介

ナチスに略奪されたグスタフ・クリムトの『黄金のアデーレ』をめぐり、オーストリア国家を訴え、絵を取り戻したマリアの物語。

アメリカに亡命し、高齢に達したアデーレの姪、マリア・アルトマンは、返却を求めて、オーストリア国家を訴えた。
もとの所有者が略奪美術の返還に成功したセンセーショナルな歴史的な事件である。
映画化もされた。日本でのタイトル『黄金のアデーレ、名画の帰還』(2015)

「私は、正義は必ず実現するという希望をいつも抱いていました」(マリア・アルトマン)

目次

*もくじ
1 マリア……………13
2 アデーレ叔母さん、クリムトと「ウィーン・モデルネ」……………23
3 ラヴェンナとウィーンの間でーークリムトの黄金の勝利……………29
4 賞賛と嘲笑……………36
5 ブロッホ=バウアー夫妻のクリムト・コレクション……………42
6 1918年以後のウィーンとアデーレの死……………46
7 アデーレの遺言書……………53
8 マリアの結婚……………58
9 近づく破局……………65
10 屈辱と財産没収……………68
11 逮捕、略奪と脅し……………74
12 財産の抵当としてのフリッツ・アルトマン……………80
13 勝手な収奪と捏造された脱税容疑……………84
14 最後の瞬間に、オランダ経由でイギリスからアメリカに亡命……………91
15 大規模な闇取引と財産の強制整理……………94
16 滞在許容許可証を得てスイスに亡命……………100
17 良かったのはお天気だけだった。アメリカでの新しい生活……………104
18 1945年以後は皆が「犠牲者」だった。追随者も加害者も……………108
19 奪われた絵を探して……………112
20 強制された贈与、捻じ曲げられた真実と恐喝……………116
21 権利があるということは、権利を手に入れることと同じではない……………123
22 歴史を正す労多き試み……………127
23 大いなる失望……………133
24 マリア・アルトマン対オーストリア国家……………137
25 最高裁判所が判決を下す……………141
26 重大な決定……………148
  ランドル・シェーンベルクへのインタビュー  エリザベート・ザントマン……………160

前書きなど

日本の読者の皆さまへ―― エリザベート・ザントマン
2人の女性の人間的な強さに、私は魅せられました。社会の規範にも、また法律的なハードルにも妨げられずに「我が道」を歩んだことに、感嘆の念を覚えます。

著者プロフィール

エリザベート・ザントマン  (エリザベート ザントマン)  (著/文

長年、ナチに奪われた美術品の元の所有者への返還問題に関心を抱いてきた。出版業に関する職業教育を受けた後、ボン大学とオクスフォード大学で美術史と比較文学を学び、ジョージ・バーナード・ショーに関する論文で博士号を得た。ザントマン出版社社長。

永井 潤子  (ナガイ ジュンコ)  (

1934年3月、東京生まれ。1958年、東京外国語大学ドイツ学科国際関係コース卒業。
1956年から「ラジオ・タンパ(現ラジオ日経)」(東京)のプロデューサー。
1972年からドイツの公共国際放送「ドイチェ・ヴェレ」日本語放送記者。
2000年4月から2008年まで、NHK「ラジオ深夜便」ワールドネットワークの、ベルリン・リポーター。現在は、midori1kwh.deでドイツからの生の情 報を日本語で発信。ベルリン在住。
著書『ドイツとドイツ人―放送記者の眼から』『新首都ベルリンからー過去から学ぶドイツ』『放送記者ドイツに生きる』(以上未来社)その他

浜田 和子  (ハマダ カズコ)  (

1945年埼玉県生まれ。上智大学ドイツ文学科卒業。東京ゲーテインスティテュート勤務。1977年よりベルリン自由大学で美術史を学ぶ。1984年から87年まで、東ドイツの日本企業プラント通訳。ベルリン在住。
共著『美術史を解き放つ』(時事通信社) 共訳『ナチズムと強制売春』(明石書店)

上記内容は本書刊行時のものです。