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愛する、愛される
デートDVをなくす・若者のためのレッスン7
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2004年10月
- 書店発売日
- 2004年10月1日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2015年8月22日
紹介
愛されているとおもいこみ、
暴力から逃げ出せなかった。
愛する、愛されるって
本当はどういうこと?
おとなの間だけではなく、
若者のあいだにも広がっている。
デートDVをなくすための、レッスン7。
目次
1.デートDVってなに?
2.DVは力と支配
3.もしあなたが暴力をふるっていたら?
4.もしあなたが暴力をふるわれていたら?
5.女らしさ・男らしさのしばりから自由に
6.恋愛幻想
7.ほんとうの愛ってどんな愛?
前書きなど
DVたいさくで最優先されるべきことは、被害者支援です。それとともに加害者対策が不可欠であり、それらは車の両輪であると言えます。暴力をふるう男性が変わらない限り、DVはなくなりません。・・・・・中略・・・・・
DVの根源は社会にあります。人々の意識がDVを生み出しています。暴力で問題解決することを、永い間容認してきた社会がDVを許しています。女性への差別を温存し、女性の自立を阻んでいる社会の仕組みを変えることと、ジェンダー・バイアスに基づく人びとの意識を改めることなしにDVの根絶はありませんすべての人びとが「DVは誰にでもおこりうること」であり、「自分自身に関わりのあることだ」ということに気づいたとき、はじめて「DVは許さない」、「DVに言い訳がない」と言えるようになり、暴力の連鎖を絶つことができると言えるでしょう。
版元から一言
山口さんの本はこれで三冊目です。「DV あなた自身を抱きしめてーアメリカの被害者・加害者プログラム」2001年、「デートDV-防止プログラム実践者のためのワークブック」、そして「愛する、愛される」です。この本で山口さんは、暴力に苦しんでいる若者に、お互いに尊重しあえる人間関係の大切さを提唱、「暴力」克服の道を実践的に提案しております。ぜひ若い人たちに読んでいただきたいと思います。
上記内容は本書刊行時のものです。