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歯科衛生士講座 歯周病学 第5版 沼部 幸博(編集) - 永末書店
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歯科衛生士講座 歯周病学 第5版 (シカエイセイシコウザ シシュウビョウガク ダイゴハン)

医学
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発行:永末書店
B5判
256ページ
定価 3,500円+税
ISBN
978-4-8160-1382-9   COPY
ISBN 13
9784816013829   COPY
ISBN 10h
4-8160-1382-2   COPY
ISBN 10
4816013822   COPY
出版者記号
8160   COPY
Cコード
C3047  
3:専門 0:単行本 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年1月
書店発売日
登録日
2020年12月29日
最終更新日
2020年12月29日
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紹介

歯科衛生士免許の取得を目指している方々の知識・技能・態度向上に役立ち、また臨床現場で活躍されている歯科衛生士さんにとって、知識の整理・確認につながる一冊。
歯科衛生士への復職を考えている方々にとっても、歯周病学の再履修と、現在の臨床現場の現状把握に応用できます。
卒前教育の教育現場だけでなく、臨床現場での指南書としての利用にも対応させています。
改訂にあたり、ここ数年で新しくなった知見や、最新情報を盛り込みました。

第5版では、「歯科衛生士国家試験出題基準」と本書との対照表を、
弊社のWEBサイト内「追加情報」に掲載しております。ぜひご活用ください。

目次

第1部 基礎編
第1章 わが国の歯周病の現状
 1.わが国の歯周病の現状
 2.歯周病の病態と発症
 
第2章 歯周組織の解剖・組織
 1.歯肉
  ①歯肉と歯槽粘膜  /②歯肉上皮  /③歯肉結合組織(歯肉固有層)  /④歯槽粘膜 
 2.歯槽骨
  ①固有歯槽骨  /②支持歯槽骨 
 3.歯根膜(歯周靱帯)
  ①細胞成分  /②線維成分 
 4.セメント質
  ①無細胞セメント質  /②細胞性セメント質

第3章 歯周組織の生理
 1.歯肉と歯の付着
  ①上皮性付着  /②線維性付着 
 2.歯の生理的近心移動
 3.咬合
  ①咬合の定義  /②下顎位

第4章 歯周病の病理
 1.歯周組織の病変
  ①歯肉炎  /②歯周炎 
 2.萎縮
  ①歯肉退縮
歯周病科の現場から
  歯周治療における歯科衛生士の業務範囲

第2部 臨床編
第1章 歯周病の病因
 1.歯周病の発病因子
  ①炎症による歯周組織の病態  /②歯周病の原因
 2.病因の分類
  ①初発因子(直接因子)  /②修飾因子(増悪因子)
 
第2章 歯周病のリスクファクター
 1.リスクファクターとは
 2.歯周病のリスクファクター
  ①細菌因子  /②宿主因子(全身的因子、局所的因子)  /③環境因子
 
第3章 歯周病の徴候と病態
 1.ポケットの形成
 2.ポケットの種類・様相の分類
  ①上皮性付着部の位置による分類  /②ポケットの軟組織壁と硬組織壁
 3.歯肉の発赤・腫脹
 4.歯肉の増殖と退縮
  ①歯肉の増殖と肥大  /②歯肉退縮
 5.ポケットからの排膿と歯肉溝滲出液(GCF)の増加
  ①滲出のメカニズム  /②歯肉溝滲出液の内容物と排膿  /③歯肉溝滲出液の功罪
 6.アタッチメントロス(付着の喪失)
  ①アタッチメントロスとアタッチメントゲイン  /②臨床的アタッチメントレベル測定の意義  /③臨ポケットデプスとアタッチメントレベル 
 7.歯の病的動揺
  ①歯の動揺度の判定基準  /②動揺度を変化させる因子
 8.歯槽骨の吸収
  ①歯槽骨吸収の原因  /②歯槽骨吸収のタイプ  /③歯槽骨の吸収形態  /④歯槽骨の形態異常
 9.根分岐部病変
  ①根分岐部病変の原因
 10.口臭
  ①口臭症の国際分類  /②生理的口臭  /③病的口臭  /④仮性口臭、口臭恐怖症

第4章 歯周病の分類と臨床的特徴ならびに対応
 1.歯周病の分類
 2.各種歯周病の特徴・原因、症状・処置
  ①歯肉病変  /②歯周炎  /③壊死性歯周疾患  /④歯周組織の膿瘍  /⑤歯周-歯内病変  /⑥歯肉退縮  /⑦咬合性外傷
歯周病科の現場から
  歯周病の新分類について

第5章 歯周病の検査と診断
 1.検査の意義・目的
  ①検査の意義  /②検査の目的  /③各種検査
 2.歯周組織周囲の検査
  ①歯周組織検査  /②エックス線検査  /③歯列・咬合状態の検査  /④細菌性因子の検査  /⑤外傷性因子の検査  /⑥口腔習癖の検査
 3.その他の検査
  ①口臭の検査  /②疫学的指数を用いた検査  /③先進的な歯周病の検査
 4.診断の意義・目的

第6章 歯周病の予防と治療 治療計画の立案
 1.歯周病の予防
  ①歯周病予防の考え方  /②歯周病予防の具体的な手段
 2.歯周治療の原則、治療計画の立案
  ①治療の基本的考え方  /②治療の進め方  /③治療計画の意義と立案の原則  /④歯周治療への患者の導入

第7章 歯周基本治療
 1.意義と目的
 2.歯周基本治療の内容
  ①緊急処置と全身への配慮  /②プラークコントロール  /③スケーリング・ルートプレーニング  /④歯周ポケット搔爬  /⑤暫間固定  /⑥当面の咬合確保  /⑦咬合調整  /⑧う蝕・歯内治療  /⑨習癖の改善  /⑩矯正治療  /⑪保存不可能な歯の抜歯
歯周病科の現場から
  手用スケーラーと超音波スケーラーの臨床的評価

第8章 再評価
 1.歯周基本治療後の再評価
  ①目的  /②検査項目
 2.治療計画の修正
 3.メインテナンス・SPT 移行前の再評価

第9章 歯周外科治療
 1.総論
  ①歯周外科の意義・目的  /②軟組織の創傷治癒  /③歯周外科治療の要件  /④歯周外科治療の種類
 2.各論
  ①歯周外科治療器具  /②組織付着療法  /③歯周組織再生療法  /④切除療法  /⑤歯周形成手術

第10章 根分岐部病変の処置
 1.根分岐部病変の検査と治療方針
  ①根分岐部病変の検査  /②根分岐部病変の治療方針
 2.根分岐部の処置法
  ①歯根の保存療法  /②歯根の分割抜去療法  /③歯周外科治療後の再評価

第11章 歯周治療における口腔機能回復治療
 1.永久固定と欠損補綴
  ①永久固定とは  /②永久固定の目的  /③永久固定の適応症  /④固定の種類  /⑤歯科衛生士の役割  /⑥欠損補綴
 2.歯周-矯正治療
  ①目的と意義  /②小矯正治療  /③歯科衛生士の役割  /④保定  /⑤歯周組織の反応

第12章 インプラント治療と周囲疾患
 1.インプラント周囲組織と周囲疾患
  ①インプラント周囲組織  /②インプラント周囲疾患  /③インプラント周囲組織の検査
 2.インプラント周囲組織のメインテナンスと治療
  ①インプラント治療後のメインテナンス(supportive therapy)  /②インプラント周囲粘膜炎とインプラント周囲炎の治療
 3.インプラント治療における歯科衛生士の役割

第13章 薬物療法
 1.歯周治療に用いられる薬剤とその効果
 2.目的
 3.全身に用いられる薬剤とその用法
  ①抗菌薬  /②消炎酵素薬  /③鎮痛薬・鎮静薬
 4.局所に用いられる薬剤とその用法
  ①洗口剤  /②ポケット内洗浄薬  /③局所塗布軟膏  /④歯周ポケット内注入軟膏

第14章 メインテナンスとSPT
 1.メインテナンスとSPT
 2.メインテナンスとSPT の意義、目的
 3.メインテナンスとSPT の方法
  ①メインテナンスの方法  /② SPT の方法
 4.リコールとは
  ①リコールの時期  /②リコールの間隔の決定要因

第15章 ペリオドンタルメディシン
 1.ペリオドンタルメディシンとは
  ①ペリオドンタルメディシンとは  /②ペリオドンタルメディシンの基本概念
 2.歯周病とその他の全身疾患
  ①歯周病と糖尿病  /②歯周病と肥満  /③循環器疾患  /④歯周病と骨粗鬆症  /⑤早期・低体重児出産  /⑥歯周病と誤嚥性肺炎  /⑦歯周病と関節リウマチ
歯周病科の現場から
  ペリオドンタルメディシンとモチベーション

第16章 高齢者の歯周治療
 1.高齢歯周病患者の特徴
 2.高齢者に対する歯周治療の概念
 3.歯周治療の留意点
  ①全身状態の把握  /②的確な予後の判定  /③常用薬物の確認
 4.歯周治療の進め方
  ①プラークコントロール  /②スケーリング・ルートプレーニング(SRP)  /③咬合調整  /④歯冠修復、欠損補綴装着者への対処
歯周病科の現場から
  障害児者における口腔保健のスペシャルニーズについて

第17章 歯周治療におけるチーム医療
 1.歯周治療とチーム医療
  ①チーム(医療)アプローチとは  /②歯科診療におけるチームアプローチ  /③歯周治療におけるチームアプローチ
 2.歯周治療の流れにおける歯科衛生士の役割
  ①歯周組織検査、診断における役割  /②歯周基本治療における役割  /③歯周外科治療における役割  /④メインテナンス・SPT における役割  /⑤情報伝達と歯科衛生士業務記録
 3.歯科衛生ケアプロセス(歯科衛生過程)
  ①歯科衛生ケアプロセスとは  /②歯科衛生ケアプロセスの構成要素  /③歯科衛生ケアプロセスと歯周治療
  
索引

上記内容は本書刊行時のものです。