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博士号のとり方[第6版] E・M・フィリップス(著) - 名古屋大学出版会
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博士号のとり方[第6版] 学生と指導教員のための実践ハンドブック
原書: How to Get a PhD: A Handbook for Students and Their Supervisors

A5判
重さ 534g
368ページ
並製
定価 2,700円+税
ISBN
978-4-8158-0923-2
Cコード
C1037
教養 単行本 教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年10月31日
書店発売日
登録日
2018年8月28日
最終更新日
2019年6月3日
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重版情報

2刷 出来予定日: 2019-05-31

紹介

誰も教えてくれなかったガイドの決定版。技術マニュアルを超えて、博士号取得をその考え方から解説、論文の執筆計画から教師・学生のコミュニケーションにいたるまで、だれもが経験するプロセスへの対応をわかりやすく論じ、学生・教員から絶大な支持を集める世界的ベストセラー。

目次

第6版への序文

第1章 博士課程の学生になるということ
博士課程教育の性質
研究学生になる心理
本書の目的

第2章 博士課程に入る
分野から研究機関を選ぶ
初めての連絡
入学要件
研究費と研究サポート
科学的研究プログラム
通信教育は可能か
パートタイムの学業
研究環境を選ぶ
指導教員を選ぶ
研究学生としての始動
博士課程の俗説と現実
チームワーク

第3章 博士学位の本質
博士号の意味
完全なプロの研究者になる
修士号と博士号の違い
学生のねらい
指導教員のねらい
論文審査委員のねらい
大学と研究評議会のねらい
ミスマッチと問題

第4章 博士号を取得しない方法
博士号を欲しがらない
博士号の必須要件を過大評価することによる誤解
過小評価による博士号の要件の誤解
博士号の要件を理解する指導教員をもたないこと
指導教員との連絡が途絶えること
研究環境にいないこと
論文をもたないこと
他人の業績の盗用・剽窃、または結果の捏造
修了前に就業すること

第5章 研究の仕方
研究の特徴
良い研究の特徴
基本的な研究の種類
博士号のための研究はどの種類がよいか
研究する技法
研究のツール

第6章 博士論文の型
博士号の型を理解する
章立ての詳細な枠組と選択
実践にもとづく学問分野における博士号
連立したプロジェクトとしての博士号
出版済みの自分の文献をもとに博士号を取得する
オリジナリティーという概念

第7章 指導教員との付き合い方
指導チーム
指導教員が博士課程学生に期待すること
指導教員を「育てる」必要性
コミュニケーションの壁の取り払い方
指導教員を替える
指導における不適切な関係

第8章 博士論文を書く
何を書くか
いつ書くか
どう書くか
ライターズブロック
論文の内容と文体
学会発表論文と学術誌論文を書く
オープンアクセス
偽カンファレンス、偽学術誌、そして自費出版

第9章 博士課程のプロセス
心理面
プロジェクトマネジメント
博士課程中に教鞭をとる

第10章 研究環境において直面しうる問題
研究環境に身を置くことのチャレンジ
規定時刻のないことによる問題
パートタイム学生が直面する問題
ストレス対策と健康状態の保持というチャレンジ
差別に直面するという問題
ハラスメントを受けるという問題
留学生として直面するかもしれない問題
外国語で学業をするというチャレンジ
外部から奨学金を得ている学生としてのチャレンジ
学術的ロールモデル不足の問題
非若年学生であることのチャレンジ
トピックや研究方法の妥当性の合意に達する難しさ
コミュニケーション、ディベートとフィードバックの難しさ
不正行為に直面するといった問題
学生であると同時に作業員でもあることのチャレンジ
むすび

第11章 審査制度
提出の告知
審査委員とのアポイントメント
論文提出
口頭審査(口頭試問、口頭試験)
審査結果
抗告手続き

第12章 指導と審査の仕方
学生が指導教員に求めているもの
ロールモデルの確立
研究手法の指導
遠距離からの指導
リサーチアシスタントの指導
指導教員チームとして働くこと
学生が困難を克服できるように援助すること
指導力のトレーニング
審査の仕方
良い指導の成果

第13章 研究機関の責務
大学の責務
研究科の責務
むすび

付録1 学生のための研究進捗度自己診断
付録2 自己評価アンケートおよび博士課程学生の指導にあたっての実務的な課題に関する議論
付録3 指導教員候補者への最初のアプローチの仕方

訳者あとがき
参考文献
索 引

前書きなど

本書は博士課程の学生のためのハンドブックであり、サバイバルマニュアルである。あなたが研究学位取得に向けて一歩を踏み出そうとしているのなら、本書で博士課程に対する理解を深めることは、大学、研究科、指導教員選びに役立つだろう。

あなたがすでに研究学生なら、本書を熟読し、さらに何度も読み返すべきだ。本書は博士号取得にとって極めて大切なスキルとプロセスについて述べている。

あなたが指導教員である、もしくは指導教員になろうとしているのなら、本書はまた極めて重要である。本書は学生を無事に研究学位取得へと導く教育的プロセスについても述べている。

さらにあなたが(研究科長等)上級のアカデミックな管理職にあるなら、本書は貴学の研究科学生の適切な定員について示唆を与えうる点で関連がある。

本書は、特定の専攻に偏ることなく、学位取得までの過程に焦点を置いて叙述する。個々の専攻に必要とされる専門知識については触れない。調査法や実験法にも立ち入らない。同様に、個々の状況によって左右される博士号取得までの学費等経済的な側面にも触れない(このことについては英国の場合、……

[「第1章」冒頭より/一部省略]

著者プロフィール

角谷 快彦  (カドヤ ヨシヒコ)  (

1976年生
民間企業勤務等を経て、
2005年 早稲田大学大学院公共経営研究科修士課程修了
2010年 シドニー大学大学院経済ビジネス研究科博士課程修了
2011年 Ph. D(シドニー大学)取得
    名古屋大学大学院経済学研究科特任准教授等を経て、
現 在 広島大学大学院社会科学研究科教授、広島大学医療経
    済研究拠点拠点リーダー
主 著 『介護市場の経済学』(名古屋大学出版会、2016年)
    Human Services and Long-Term Care(Routledge、2018年)

旧版ISBN
9784990455507
上記内容は本書刊行時のものです。