...
【利用可】
書店員向け情報 HELP
帝国の研究 : 原理・類型・関係
発行:名古屋大学出版会
縦22mm
388, 8ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2003年11月
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2010-10-10 |
朝日新聞
評者: 水野和夫(エコノミスト) |
MORE | |
LESS |
紹介
帝国の多様な歴史を貫く原理とは何か?史上にあらわれた帝国群の存立構造とその核心を、グローバルヒストリー研究の潮流や国民国家形成との関連を踏まえて掴み出すとともに、大英帝国史をはじめ帝国史理解の新たな水準をも示した、第一線の論者による画期的帝国論。
目次
第1部 「帝国」の骨格(「帝国」とはなにか
帝国史の脈絡-歴史のなかのモデル化にむけて
「国民帝国」論の射程
近代国際経済秩序の形成と展開-帝国・帝国主義・構造的権力)
第2部 「帝国」の諸相(「帝国」と「民族」-中国における支配正当性の視線
複合君主制帝国-近世西欧帝国としてのイギリス大西洋帝国
帝国的な構造的権力-イギリス帝国と国際秩序
大英帝国「自由貿易原則」とアジア・ネットワーク)
第3部 「帝国」の解剖(帝国化する言語-近代帝国がもたらしたもの
帝国の「不在」-日本の植民地人類学をめぐる覚書)
上記内容は本書刊行時のものです。