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20歳の自分に教えたい本物の教養 齋藤 孝(著/文) - SBクリエイティブ
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20歳の自分に教えたい本物の教養 (ニジュッサイノジブンニオシエタイホンモノノキョウヨウ)

新書
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新書判
272ページ
定価 900円+税
ISBN
978-4-8156-2004-2   COPY
ISBN 13
9784815620042   COPY
ISBN 10h
4-8156-2004-0   COPY
ISBN 10
4815620040   COPY
出版者記号
8156   COPY
Cコード
C0295  
0:一般 2:新書 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2023年3月23日
最終更新日
2023年5月25日
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紹介

「教養」と聞いてみなさんは何を思い浮かべるでしょうか?
学校で学べる科目、独学で身につける知識、時代や場所を越えて受け継がれる学問……どれも間違いではありません。
ただし、私たちが生きるこの時代は不確定要素が多く、人・場の状況・お金などの環境要因に振り回されるシーンも数多く存在します。
そんな中で、「自分は何を基準にどう行動するのか?」「何を大切に生きていきたいか?」という、思考や判断のベースを築く教養こそが、今求められているのです。
本書ではそれを「本物の教養」と呼び、【お金・資本】【宗教】【哲学・思想】【歴史】【芸術】【言葉と文学】の6テーマを厳選しました。
これらはどれも、奥深き教養の世界の土台を支える柱……6つあるので、六角柱を想像してもらえればピッタリです。
昨今の世界的な戦争やパンデミックに代表される、予測不可能な生きづらい時代を、より良く、そしてより豊かに生き抜くためのエッセンスが、本書にはつまっています。まさに教養の玉手箱と言えるでしょう!
単に複数の知識を持っているだけでは見えてこない、「知」と「知」の連鎖反応によって切り拓かれた世界に到達した人こそが、本物の教養人なのです。
さあ、「知の貧困」を脱し、みなさんも味わい深い探究の旅に出かけませんか?

目次

序章 人間にしかできない「考えながら生きること」とは?
・教養とはなにか?
・教養を身につければ、世界の見え方が変わる
・激動の時代に欠かせない6つの必須教養科目

第1章 「お金と資本」真の自由と幸福のヒントがここに
・お金に対する教養がいま必要なわけとは?
・意外と知らない、社会保障 資本主義経済における税金・保険・年金
・これからを生きる糧となる、お金・資本にまつわる名著
・「お金」で、自由や幸福を正しく手に入れるには?

第2章 「宗教」馴染みがなくても身近な存在
・「無宗教」は、宗教を学ばなくてよい理由にはならない。いま宗教を学ぶ意義とは?
・最低限知っておきたい世界の5大宗教
・「宗教」にまつわる名著
・「世界と対話し、理解するためのパスポート」である宗教。いま知っておくべき宗教関連のニュースはこれだ!

第3章 「哲学・思想」問いを立てることから人生が始まる
・先行きの不透明さや生きづらさといった不安を現代社会に感じるいま、幸せに生きることについて「哲学」はどんなヒントを与えてくれるのか?
・いま読むべき「哲学」の名著
・考える力、探究心、好奇心を高める哲学者の名言クイズ

第4章 「歴史」人類の失敗と成功から学べること
・歴史を学ぶ意義とは?
・忘れてはならない人類の失敗 戦史
・ロシアによるウクライナ侵攻が世界に与えた指南とは?
・日本国憲法に込められた教訓と願い
・大きな転換点となった人類の成功 プラスのできごと
・読んでおきたい、観ておきたい歴史入門コンテンツ
・歴史の真実は見方や時代によって異なる。私たちは歴史とどう向き合い、活かしていくべきか?

第5章 「芸術」本物に触れるとこんな発見がある
・本物に触れ、感受性や審美眼を養うことは、「心豊かな教養人」に欠かせない
・知っておきたい海外文学・古典
・知っておきたい美術作品 絵画・彫刻
・知っておきたい音楽 クラシック
・知っておきたい演劇 ミュージカル・歌舞伎・オペラ
・知っておきたい映像・映画
・生きる活力を与えてくれるアーティストの名言クイズ

第6章 「言葉と文学」今こそ知るべき日本語と日本文学
・最低限の教養として、日本語力や日本文学への知識が重要視されるわけ
・いま知っておくべき日本文学

終章 子どもに伝えたい教養の価値について考える
・次世代に教えたい「教養の大切さ」
・本書を読んだ読者へのメッセージ

著者プロフィール

齋藤 孝  (サイトウタカシ)  (著/文

1960年、静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒業後、同大学院教育学研究科博士課程等を経て、現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞。日本語ブームをつくった『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞。ほかの著書に、小社刊『大人の語彙力ノート』『読書する人だけがたどり着ける場所』『書ける人だけが手にするもの』『20歳の自分に伝えたい 知的生活のすゝめ』『20歳の自分に教えたい日本国憲法の教室』など多数。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

上記内容は本書刊行時のものです。