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書ける人だけが手にするもの
- 書店発売日
- 2022年1月7日
- 登録日
- 2021年10月27日
- 最終更新日
- 2021年12月23日
紹介
齋藤孝が教える、頭の中にあることを書いて表現することが苦手な人のための世界一簡単な文章術入門。
目次
はじめに序章 話すように書けばいい――「考えながら書く」ことのすごい効果「考えてから書こう」とするから難しい「考えたことを書く」のか「考えながら書く」のか「思考」と「表現」は分かれていない言葉で自分の内面を探っていく「話すこと」と「書くこと」を近づける「話す」と「書く」の決定的な違い語彙の豊かさは、人間的な豊かさ「やばかった!」が「素晴らしかった!」に変わるとき「話すように書くトレーニング」3つのステップ「読む」→「話す」→「書く」で文章の基礎体力がつく【ステップ1】好きな本を読み、キーワードをピックアップする【ステップ2】読んだ感想を人に話す【ステップ3】話した内容をもとに文章を書くまず「書かれたもの」について書くことが上達の秘訣第1章 いい文章には「型」がある書けるかどうかは「フック」が9割いい文章に共通する「ある要素」素通りできない引っかかり――「フック」とは何か?いい文章には「型」がある?「?」で始まり、「!」で終える文章術「自分なりの問い」というフック「問い」のフックで、「答え」を引っかけてくる問いかけ式のタイトルをつけてみる「?」があれば、思考も文章もどんどん進むある「問いかけ」でベストセラーになった本一見、当たり前のものにも「?」「!」が眠っている「?」は驚くほど身近にある「ひとつの言葉」について文章を書く「わかったつもり」「知ったかぶり」は禁物「漬けもの石」にも「?」を見出す感性「エピソード+自分の考え」はエッセイの定型『徒然草』に学ぶ、いい文章の「型」「記録」を「作品」へと変える法「名文」に自分のエピソードを引っかける「レモンの重さ」は「幸せの重さ」?「エッセイ脳」で本を読むオリジナリティがあり、教養を感じさせる文章「実験」で書くネタをつくり出す「実際にやってみる」という文章のスパイス実験精神で「!」を演出する「概念」で思考を刺激する「机」「にんじん」は概念か?「概念」が視点を与えてくれる事例は「3つで語る」とちょうどいい概念からテーマを掘り起こすなぜ「事例は3つ」がいいのかボックスを埋めていくように文章を書く書けば書くほど「書くことに困らなくなる」仕組み「読ませる文章」になるテーマの設定法小さすぎず、大きすぎないテーマがいい「登場人物のひとり」にスポットを当てる「具体」と「抽象」を行き来しながら書く第2章 実践! この準備だけすれば、もう書けるネタは「探すもの」でなく「拾うもの」書くために欠かせない「事前の準備」「書くネタ」が向こうから飛びこんでくる市場を歩く料理人のように日常を送る「箇条書き」「メモ書き」が書く力の基本材料をひたすら並べる「列挙力」「出そう」と思えば出てくるもの並べた材料を図にして整理する人とは違う「切り口」で書くどんな「断面図」を見せたいか?「ネタの新しさ」より「切り口の意外性」ちょうどいい「比較対象」を探す比較が「強調したいポイント」を際立たせる漱石と?外、文豪2人の相違点と共通点「自分の立場」を明らかにすると書きやすい「私はいったい何者なのか?」さまざまな属性からひとつを選ぶ書き手の「体温」が伝わるのがいい文章「うまい文章=いい文章」とは限らない「少しラフな表現」に人となりが出る?「考えながら書く」ための3つのルール書いては考え、考えては書く、これが実は一番手っ取り早い【ルール1】タイトルは「最後につける」と心得る【ルール2】「カット&ペースト」で書いていく【ルール3】使わなかった文章は消さずに取っておく第3章 齋藤孝流 困ったときの書くレシピ書くことが思いつかない、ネタがない必ずアイデアが浮かぶ「こんなお題」「自由に書く力」を後押しするもの子どもっぽい文章になってしまう「書きながら」語彙力を高める書き言葉と話し言葉が重なる瞬間自分から発信することが苦手肯定的なコメントをつけてみる「読み手の限られたテーマ」で書くこの「快感」を味わうだけで……長文を書くとなるとお手上げ思考も書く手も止めない「ドライブスルー式文章術」「目的地」は最後に設定できればいい伝わる文章になっているか不安特定の相手に「手紙」を書くように書くひとりで「ノリツッコミ」していくビジネスメールにも時間がかかってしまう歴史上、もっとも「書く量」が多い時代?「うまい定型文」をストックする結論をしっかり書く第4章 「読む」ことで「書ける人」に変わる「読む力」こそ「書く力」の土台になる「書き言葉のプロ」の鋭い表現に触れる認識力を鍛えると、表現力が上がる
上記内容は本書刊行時のものです。