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身近な雑草たちの奇跡 森 昭彦(著/文) - SBクリエイティブ
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身近な雑草たちの奇跡 (ミヂカナザッソウタチノキセキ) 道ばた、空き地、花壇の隅……気づけばそこにいる植物の生態 (ミチバタアキチカダンノスミキヅケバソコニイルショクブツノセイタイ)

自然科学
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四六判
296ページ
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-8156-0616-9   COPY
ISBN 13
9784815606169   COPY
ISBN 10h
4-8156-0616-1   COPY
ISBN 10
4815606161   COPY
出版者記号
8156   COPY
Cコード
C0045  
0:一般 0:単行本 45:生物学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年1月27日
最終更新日
2021年3月18日
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書評掲載情報

2021-06-20 読売新聞  朝刊
評者: 梅内美華子(歌人)
2021-05-08 朝日新聞  朝刊
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紹介

わたしたちがなにげない散歩の途中で出遭う植物の数は、もはや計りしれない領域に突入しています。植物は〝動かない〟はずの生き物ですが、ヒトとモノの流れに乗って行き来し、その姿をも刻々と変えてゆきます。有史以来、世界中の植物をこれほど気軽に堪能できる時代はかつてありません。

本書では、「雑草」と呼ばれる身近な植物を中心に、よく目を凝らせばびっくりするほど美麗な姿から、不思議な名前の由来、恐ろしく多彩なバリエーション、ディープな生態までご紹介します。ほんの少しのムダ知識で、ご近所のなんてことはない道ばたや空き地も輝いて見えてくる、楽しき植物観察ライフをどうぞ。

目次

第1章 道ばたや空き地を彩る小さな小さな雑草たち
オオイヌ家の一族―――オオイヌノフグリ
甘美なる蠱惑な異才――ホトケノザ
地中海の幸せぽんぽん――クスダマツメクサ
草むらの寝業師――ムラサキサギゴケ
ほつれて溶けて、愛らしく――ウリクサ
ああ、我が懐かしき割烹着――アゼナ
涙の真珠――テンツキ
……ほか

第2章 しなやかに、したたかに進化する雑草たちの神秘
化学者は穴掘りがお好き――カタバミたち
ナゾだらけの規格外生命――タンポポたち
知らなきゃよかったこの一件――ナズナたち
“負けて百両”のしなやかさ――スズメノカタビラ
坊主を求めて幾星霜――ハルジオン、ヒメジョオンたち
……ほか

第3章 一度気づけば存在感大! なんとも悩ましき顔ぶれ
遊びの効能と毒の効能――ドクゼリ
ひょっとしてハッとして――ドクニンジン
製薬原料の大暴走――シャクチリソバ
最後の饗宴――セイタカアワダチソウたち
風を染める黄色いネバネバ――ブタクサたち
……ほか

第4章 あなたの身近にもいる? 寄生で奇妙で無精な面々
隠密は、よく眠る――ヤセウツボ
強害草で絶滅危惧種で――ナンバンギセル
ナゾのリサイクル協定――ギンリョウソウ
大好物は「マツタケですの」――シャクジョウソウ
森を“自分の葉っぱ”にする才智――イチヤクソウ
……ほか

著者プロフィール

森 昭彦  (モリアキヒコ)  (著/文

1969年生まれ。サイエンス・ジャーナリスト、ガーデナー、自然写真家。おもに関東圏を活動拠点に、植物と動物のユニークな相関性について実地調査・研究・執筆を手がける。著書に、『身近な雑草のふしぎ』『身近な野の花のふしぎ』『うまい雑草、ヤバイ野草』『イモムシのふしぎ』『身近にある毒植物たち』『身近な野菜の奇妙な話』(いずれもSBクリエイティブ)、『帰化&外来植物 見分け方マニュアル950種』(秀和システム)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。