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漢六朝時代の制度と文化・社会 佐藤 達郎(著/文) - 京都大学学術出版会
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東洋史研究叢刊 80

漢六朝時代の制度と文化・社会

A5判
縦216mm 横158mm 厚さ28mm
重さ 765g
494ページ
定価 5,600円+税
ISBN
978-4-8140-0318-1
Cコード
C3322
専門 全集・双書 外国歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年2月25日
書店発売日
登録日
2021年1月7日
最終更新日
2021年2月18日
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目次

はじめに

第一部 官制叙述の形成と展開――官制と礼、歴史意識

第一章 二年律令に見える漢初の秩石制について
はじめに
ー 二年律令における官秩の構成と機能
〔一〕官秩の構成
〔二〕官秩の区切り
〔三〕官秩の機能
〔四〕爵との対比
二 若干の問題に関する考察
〔一〕秩律の規定する官の範囲
〔二〕県令長と属吏の地位
おわりに

第二章 職官儀注書の源流
はじめに
〔一〕律令、「官簿」
〔二〕故事
〔三〕職掌規定について
〔四〕歴史的沿革
〔五〕官制全体の包括的記述
おわりに

第三章 職官儀注書の出現と官制叙述のはじまり
はじめに
ー 佚名氏『漢官』
二 衛宏『漢旧儀』
三 『漢書』百官公卿表と職官儀注書

第四章 漢代の古官箴
はじめに
ー 揚雄の官箴とその背景
二 後漢における劉騊駼・崔瑗父子の増補
三 胡広の『百官箴』集成
四 後漢の官箴における一般的傾向
五 漢代の古官箴の歴史的意義と次代における展開
おわりに

第五章 胡広『漢官解詁』の編纂――その経緯と構想
はじめに
ー 胡広に先立つ諸著作とその契機
〔一〕王隆『漢官篇』
〔二〕劉珍等『漢家礼儀』
〔三〕張衡『周官解説』
二 胡広『漢官解詁』の編纂
〔一〕編纂の経緯と動機
〔二〕『漢官解詁』の内容と傾向
〔三〕胡広の歴史観と『漢官解詁』の歴史的位置
おわりに

第六章 応劭『漢官儀』の編纂
はじめに
ー 『漢官儀』の書名と編纂時期について
二 佚文よりみた『漢官儀』の内容と傾向
〔一〕原資料
〔二〕内容上の傾向・特徴的な点
おわりに

第七章 摯虞『決疑要注』をめぐって
はじめに
一 泰始礼の編纂と摯虞『決疑要注』
二 『決疑要注』佚文
三 『決疑要注』の内容的傾向
〔一〕『決疑要注』と経典・故事
〔二〕『決疑要注』と談弁
おわりに

第八章 『続漢書』百官志と晋官品令
はじめに
一 司馬彪の『続漢書』と八志編纂をめぐって――概略といくつかの指摘
二 百官志の内容・形式および先行する著作との関係
三 泰始官品令と吏員令の形式
おわりに

第九章 王珪之『斉職儀』の編纂
はじめに
一 『斉職儀』について――基礎的情報
〔一〕王珪之による『斉職儀』編纂の概略
〔二〕隋志以後の書誌情報、ならびに諸書における引用状況
二 『斉職儀』の編纂と宋末斉初の政界
三 『斉職儀』佚文
四 『斉職儀』の世界
おわりに

第二部 法と文化・社会

第十章 後漢末の弓矢乱射事件と応劭の刑罰議論
はじめに
一 事件の概要
二 大逆罪について
三 礼と法をめぐる応劭の考え
おわりに

第十一章 『風俗通』にみえる漢代の名裁判
一 『風俗通』折当篇の諸佚文
二 応劭の依った資料
三 『風俗通』折当篇編纂の意図
四 『風俗通』折当篇の歴史的位置づけ――『奏讞書』から『棠陰比事』ヘ

第十二章 魏晋南朝の司法における情理の語について
はじめに
一 魏晋南朝の司法における情理の語の諸例
二 『晋書』刑法志に見える情理の語と名理学・玄学
三 情理の語と礼学議論
おわりに

第十三章 漢六朝期の地方的教令について
はじめに
一 漢代の地方的教令とその諸相
〔一〕前漢後半期における地方的教令の流行
〔二〕後漢時代における地方的教令の諸相とその特質
〔三〕漢簡に見える地方的教令
二 六朝時代における地方的教令の展開
おわりに

第十四章 漢代の教について
はじめに
一 典籍史料に見える漢代の教の諸例とそれらの性格
二 漢簡における教
三 漢代の教の発令過程
四 教の発令の場

第十五章 六朝時代の教について
はじめに
一 魏晋時代の教
〔一〕魏晋時代の教の一般的性格
〔二〕魏晋時代における教の発令過程
二 東晋南朝の教
〔一〕東晋南朝の教の形式
〔二〕東晋南朝の教の内容的傾向
〔三〕地方長官と属僚・地方社会との関係
三 北朝から隋代の教
おわりに

第十六章 漢代の地方的教令と扁書・壁書・石刻
はじめに
ー 扁書の諸例とその性格
二 地方的教令と石刻・扁書・壁書
おわりに

補編 漢代の古官箴 訳注篇

あとがき
参考文献一覧

索引
中文提要
中文目次

著者プロフィール

佐藤 達郎  (サトウ タツロウ)  (著/文

関西学院大学文学部教授。
1966年 宮崎県生まれ。
京都大学大学院文学研究科博士後期課程(東洋史学専攻)研究指導認定退学。京都大学博士(文学)。

主要論著
「尚書の銓衡の成立―漢代における「選挙」の再検討―」(『史林』78巻4号、1995年)
「前漢の文帝―その虚像と実像―」(『古代文化』第52巻8号、2000年)
『辺境出土木簡の研究』(共著、朋友書店、2003年)
『新版 中国の歴史(上)』(共著、昭和堂、2009年)
『中国古代軍事制度の総合的研究』(共著、京都大学人文科学研究所、2013年)
『多民族社会の軍事統治―出土史料が語る中国古代―』(共著、京都大学学術出版会、2018年)
など。

上記内容は本書刊行時のものです。