書店員向け情報 HELP
出版者情報
大学的栃木ガイド
こだわりの歩き方
- 書店発売日
- 2023年3月20日
- 登録日
- 2022年12月23日
- 最終更新日
- 2023年1月17日
紹介
栃木県の多様な自然環境、歴史、産業・文化を活写しつつ、唯一無二の特色や魅力を学術的に読み解き、県内で学ぶ高校生や大学生、観光客にガイドする。人口減少に向かうなか、県内の防災、まちづくり、地域おこしの事例をとおして、持続可能な社会づくりのヒントも示す。
目次
第1部 いしずえを照らす――とちぎの自然と歴史
・栃木県の地形と気候 瀧本家康
【コラム】栃木県の気候変動 瀧本家康
・山のランドスケープからみた栃木の地域特性 髙橋俊守
【コラム】牧場(まきば)点描――酪農いまむかし 松村啓子
・戦国の城郭都市・宇都宮多気 江田郁夫
・江戸時代の宇都宮――まちなかの商いとひろがる流通 寺内由佳
【コラム】宇都宮のシンボル 大いちょう 橋爪孝介
・二宮尊徳と栃木県 玉真之介
・下野国の農と百姓の元気 平野哲也
【コラム】ビール麦生産日本一の礎と田村律之助 渡邊瑛季
・那須野が原と開拓農場群 金井忠夫
【コラム】明治期の日光観光 村松英男
【コラム】宇都宮の近代製糸場――川村迂叟と大嶹商舎 髙山慶子
第2部 いろどりを映す――とちぎの魅力
・栃木県の産業集積の地域差――県央と両毛 丹羽孝仁
【コラム】那珂川町小砂の”むらづくり” 林田朋幸
【コラム】那須烏山市の山あげ祭と烏山和紙 丹羽孝仁
・栃木の食文化 大森玲子
・「餃子のまち宇都宮」はいかにしてつくられたか 渡邊瑛季
【コラム】いちご王国・栃木 原田 淳
・「蔵の街」栃木の歴史的景観の保全 松村啓子
【コラム】夕日がきれいな街ー―森高千里「渡良瀬橋」の舞台 足利 橋爪孝介
・宇都宮市の大谷石文化と景観 西山弘泰
【コラム】宇都宮市大谷地区における観光の発展と変容 渡邊瑛季
第3部 しるべを刻む――これからのとちぎ
・地方都市の空き家問題とは何か――宇都宮市の空き家を事例に 西山弘泰
・鹿沼市、真岡市のエリアリノベーション 陣内雄次
・芳賀・宇都宮LRTの建設とその過程 古池弘隆
【コラム】LRT沿線の人口動態 丹羽孝仁
・栃木県の自然災害と防災 坪井塑太郎・林田朋幸・近藤伸也
【コラム】獣害の最前線にある佐野市秋山地区の「生活合理性」とは 閻 美芳
・農村でのワーケーションで移住と新たな観光スタイルを促進する那珂川町 五艘みどり
【コラム】黄ぶな伝説再び――コロナ禍で見直された宇都宮の文化 橋爪孝介
・渡良瀬遊水地と観光 鈴木富之
【コラム】渡良瀬遊水地ヨシ焼きにおける来訪者の行動特性 森田裕一・鈴木富之
・ゴルフ場跡地を活かした複合観光施設「58ロハスクラブ」の発展要因 三浦弓奈・鈴木富之・小森寿久
【コラム】日光市の宿泊施設型ゲストハウスにおける外国人旅行者の受け入れ態勢 吉田未南・鈴木富之
上記内容は本書刊行時のものです。