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出版者情報
田邊元の政治哲学
戦中・戦後の思索を辿る
発行:昭和堂
A5判
248ページ
定価
5,000円+税
- 初版年月日
- 2021年7月30日
- 書店発売日
- 2021年7月20日
- 登録日
- 2021年5月31日
- 最終更新日
- 2021年5月31日
紹介
明治の時代から長い思索を続けてきた田邊元。敗北の戦後を生きた第一級の哲学者が、その体験をどのように体系化しているのか。本書では戦中と戦後の講演・著作を比較しながら、戦中を反省し慟哭・懺悔する田邊元の政治哲学に迫る。
目次
はじめに
第Ⅰ部 田邊政治哲学のプロブレマティーク
第1章 戦後田邊政治哲学の旅立ち
第2章 戦中期講演『歴史的現実』の現実
第3章 「自然法」について
第4章 『歴史的現実』の哲学
第5章 平和思想家・森瀧市郎の戦前思想
第6章 一高文化祭講演『文化の限界』における「懺悔」
第Ⅱ部 戦後の田邊政治哲学ー『政治的哲学の急務』を読む
第7章 社会民主主義と政治哲学
ーー第一章「社会民主主義の哲学的課題」
第8章 田邊政治哲学とは何か
ーー第二章「絶対現実即理想の弁証法」
第9章 絶対的総合の原理としての「友愛」
ーー第三章「社会民主主義の基礎としての友愛」
第10章 「友愛」の実践
ーー第四章「友愛連帯の原理としての無の絶対媒介」
第11章 田邊政治哲学における天皇
ーー第五章「天皇制の問題に対する哲学的示唆」
第12章 懺悔そして天皇
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。