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出版者情報
採集民俗論
発行:昭和堂
A5判
720ページ
定価
7,500円+税
- 初版年月日
- 2020年11月20日
- 書店発売日
- 2020年10月20日
- 登録日
- 2020年9月8日
- 最終更新日
- 2020年9月8日
書評掲載情報
2020-12-20 |
読売新聞
朝刊 評者: 三中信宏(進化生物学者) |
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紹介
四季の自然との深い関わりの中で育まれた日本の暮らしと食。そこには季節ごとに恵みをもたらす植物との深い関わりがあった。これまであまり描かれることのなかった、植物と暮らしの関わりを描きだす。
目次
序 章 採集民俗学びの視座
一 採集活動の持続と変容
二 大地に占問う採集の祭り――若狭の「オイケモノ」溯源
第Ⅰ章 木の実
トチ/ナラ/カシ/シイ・マテバシイ/ブナ/クリ/クルミ/液果――ヤマブドウ・グミ・タブ/ソテツ
第Ⅱ章 根塊・鱗茎
ヤマイモ/トコロ/クズ/ワラビ/キツネノカミソリ/キカラスウリ/ユリ科・もろもろの鱗茎――ユリ・カタクリ・スミラ・ウバユリ・ノビル/忘れられるイモ――ホドイモ・カシュウイモ・テンナンショウ
第Ⅲ章 山菜・野草
ゼンマイ/山菜・野草の浄化力――シドケ・フキ・ヨモギなど/山を下る山菜――オオギバボウシ・フキ・タラ・ワラビ・サンショウ/山菜諸景――ミズ・フジアザミ・イタドリ・クサギ
第Ⅳ章 茸
第Ⅴ章 海岸と採集
イワノリ――能登半島/ヒジキとマギ――熊野串本/ヒシとイノーの恵み――沖縄/イソモノとテングサ――伊豆
第Ⅵ章 内陸小動物
サワガニ/ヒキガエル/越冬民俗論の視座
終 章 旅の終わりに
上記内容は本書刊行時のものです。