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出版者情報
キュラトリアル・ターン
アーティストの変貌、創ることの変容
- 初版年月日
- 2020年3月30日
- 書店発売日
- 2020年4月23日
- 登録日
- 2020年2月27日
- 最終更新日
- 2020年4月10日
紹介
学芸員からキュレーターへ。単に所蔵品や展示物を管理、保全することから、展覧会の企画、空間の構築など、「学芸員」にこれまでにない新たな能力が求められている。特定の美術館に属さない独立のキュレーターやアーティスト自身がキュレーションに関わるなど、展覧会のあり方も変化している。一線で活躍するアーティストや研究者の生の声と具体的な現場の状況をベースにその変化とゆくえを読み解く。
目次
はじめに
第1部 批判力のあるキュレーション―アーティストによるその実践
Chapter 1 アーティストにとってキュレーションとはなにか
椿昇・藤浩志・日比野克彦・川俣正・小林康夫・三木順子
Chapter 2 ポスト・ミュージアム時代の美術館
日比野克彦・藤浩志・三木順子
Chapter 3 グローバル時代における地域
川俣正・小林康夫・椿昇
Chapter 4 「いま」を創りながら「いま」を生きる
川俣正・小林康夫・椿昇・日比野克彦・藤浩志・三木順子
第2部 キュラトリアル・ターンの時代のアートのゆくえ
Chapter 5 生きるための技術
藤浩志・椿昇・三木順
Chapter 6 日本におけるアートの「居場所」のキュレーション
三木学
Chapter 7 グローバリゼーションとコンテンポラリー・アート
ペーター・ヴァイベル/三木順子 訳
Chapter 8 〈ドリーム・キュレーション〉をめぐる対話―〈Nature After Nature〉の方へ?
小林康夫
Chapter 9 再演される建築、通過者たちのまなざし―ニカ・ラディッチによる映像インスタレーションと制作の記録
市川靖史・高野友実
第3部 解釈の創造性―アーティストによるその実践
CChapter 10 解釈が表現になるとき―アフター・トークにかえて 253
ニカ・ラディッチ/訳 三木順子
Chapter 11 「映像×建築」再考―イメージはどこから来て、どこへ行くのか
池側隆之×三木順子
上記内容は本書刊行時のものです。