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出版者情報
遊牧の思想
人類学がみる激動のアフリカ
発行:昭和堂
A5判
400ページ
定価
3,300円+税
- 初版年月日
- 2019年3月30日
- 書店発売日
- 2019年4月11日
- 登録日
- 2019年3月19日
- 最終更新日
- 2019年3月19日
書評掲載情報
2019-06-09 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
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紹介
アフリカの遊牧民に魅せられた人類学者によるアンソロジー。彼らに惹かれる最大の理由は、その「ブレない生き方」。現在さまざまな困難に直面する私たちにとって、同じように激動の時代を生きる遊牧民の思想は、どんな意味をもつのか。読者とともに考えたい。
目次
序 章 遊牧の思想 人類学がみる激動のアフリカ
第Ⅰ部 牧畜という生き方
第1章 自己肯定的な生き方を支えているもの
第2章 ねだられることを許す
第3章 交歓と相互承認の創出
第4章 難民を支えたラクダ交易
第5章 もめごとを祖霊の世界に託して
第Ⅱ部 紛争を乗り切る
第6章 国家に頼らない遊牧民の生き方
第7章 身体と暴力
第8章 敵と友のはざまで
第9章 「男らしさ」を相対化する
第10章 交渉の決裂と離別
第Ⅲ部 グローバリゼーションに向き合う
第11章 伝統の「便宜的」な使い方
第12章 「マサイの戦士」の旅の終わり
第13章 生計戦略の多様化
第14章 「大富豪」世帯の父と息子の折衝
第15章 開発のための家畜
上記内容は本書刊行時のものです。