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出版者情報
植物油の政治経済学
大豆と油から考える資本主義的食料システム
発行:昭和堂
A5判
248ページ
定価
4,800円+税
- 初版年月日
- 2019年3月29日
- 書店発売日
- 2019年4月6日
- 登録日
- 2019年3月15日
- 最終更新日
- 2019年3月15日
書評掲載情報
2021-09-04 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 内山節(哲学者) |
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紹介
現在の食生活を支える食料システムの形成には、農業や食文化だけでなく、むしろ、政府や国策会社、財閥や商社など大資本が大きく影響していた。現在の食生活に欠かせない植物油と大豆に注目し、日本の近代的食料システムの形成過程を政治経済的なアプローチにより解明する。
目次
序章 資本主義的食料システムを考える
第1章 日本の近代的国家建設と製油産業の成立
-19世紀~第一次世界大戦期
第2章
油脂産業の発展と油粕・植物油の用途拡大
-世界大戦戦間期を中心に
第3章
米国産大豆による製油産業の再建
-戦中~戦後再建期
第4章
食用油の需要拡大を促した構造
-高度経済成長期を中心に
終章 資本主義による「食」の変容
上記内容は本書刊行時のものです。