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SDGs時代の評価 米原 あき(編著) - 筑波書房
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SDGs時代の評価 (エスディジーズジダイノヒョウカ) 価値を引き出し、変容を促す営み (カチヲヒキダシヘンヨウヲウナガスイトナミ)

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発行:筑波書房
A5判
187ページ
並製
価格 2,500円+税
ISBN
978-4-8119-0625-6   COPY
ISBN 13
9784811906256   COPY
ISBN 10h
4-8119-0625-X   COPY
ISBN 10
481190625X   COPY
出版者記号
8119   COPY
Cコード
C3037  
3:専門 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年4月19日
書店発売日
登録日
2022年3月25日
最終更新日
2022年4月20日
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紹介

本書では、「SDGs時代の評価─価値を引き出し、変容を促す営み」と題して、筆者らのミクロ実践からマクロ政策までの幅広い知見のもとで、SDGs時代の評価に関わる考察が行われてきた。各章のキーワードは、『SDGs時代における評価概念のシフト』、『評価における社会変容と個人変容の連動』、『国際協力の協働パートナーシップ』、『通域的な学び』、『発展的評価』、『ブルーマーブル評価』であった。そして、これらの論考には、価値をめぐる協働と学びの取り組みがあり、価値の問い直し、価値の意味づけ、価値の共創の取り組みへの主体的なコミットメントが見られる。

目次

はじめに SDGs時代の評価を考える
第1章 価値を引き出す評価とそのしくみ
第2節 国際開発における評価の歴史
第3節 多様化する開発評価
第4節 SDGs評価の本質
第5節 価値を引き出すしくみとしての協働型プログラム評価
第6節 おわりに:協働による学びの一環としての評価
BOX ホールコミュニティアプローチで取り組む “ESDプログラム評価”
第2章 持続可能性における評価:協働と学びをつなげる評価のしくみ
第1節 はじめに
第2節 「国連・ESDの10年」の知見:“社会変容と個人変容の連動性” を高める
第3節 持続可能性における評価のあり方:ESDに関連する評価議論に基づいて
第4節 環境省・協働取組事業と評価の取り組み
第5節 協働と学びをつなげ、評価活動を支える中間支援機能
第6節 おわりに:“社会変容と個人変容の連動性” を高める評価の営みの拡充にむけて
BOX SDGsに求められる “変革を起こす評価”
第3章 日本の対アフリカ協力事業の評価:協働パートナーシップの可能性
第1節 はじめに
第2節 SDGs下のアフリカと日本の関係
第3節 国際協力パートナーシップのガバナンスと評価:分析フレームワークの提案
第4節 日本の対アフリカ協力事業のガバナンスと評価
第5節 日本の対アフリカ協力の課題と協働パートナーシップの可能性
第6節 おわりに…… 81
BOX 1 JICA南アフリカ理数科教育支援プロジェクトの協働評価[長尾 眞文]
BOX 2 国際協働プロジェクトの外部専門家による評価
BOX 3 国際協働事業創出のための協働評価
第4章 通域的な学び:異なる風土にある主体が学び合う方法論の提案
第1節 はじめに
第2節 「SDGs時代」とはどのような時代なのか?
第3節 「文脈に応じた創造的なアプローチ」の実践のために
第4節 通域的な学びの提案
第5節 通域的な学びの実践
第6節 通域的な学びの内容
第7節 おわりに:通域的な学びの効果に関する考察
BOX ものかたり:アートスペースと地域の関わり
第5章 発展的評価を日本の文脈で考える
はじめに
第1節 発展的評価の守備範囲
第2節 アカウンタビリティと発展的評価
第3節 アダプティブ・マネジメントと発展的評価
第4節 パンデミックの文脈における発展的評価
第5節 発展的評価は発展し続ける
第6節 多様な文化的文脈の中で解釈される発展的評価
第7節 日本の文脈で解釈される発展的評価
第8節 プレモーテム
おわりに
第5章 発展的評価を日本の文脈で考える 
第6章 グローバル課題の解決における評価の役割:ブルーマーブル評価の前提と基本
第1節 はじめに
第2節 プリンシプルとは?
第3節 プリンシプルを感受概念として活用する
第4節 DEにおける評価者の役割
第5節 評価的思考
第6節 ブルーマーブル評価
第7節 おわりに
BOX ブルーマーブル評価のビジョンとブルーマーブル・ジャパンへの期待
おわりに

著者プロフィール

米原 あき  (ヨネハラ アキ)  (編著

米原 あき 編著
東洋大学 社会学部・教授。Ph.D.
京都大学、京都大学大学院教育学研究科を経て、フルブライト奨学生として米国
インディアナ大学大学院にてPh.D.(比較教育政策学、社会統計学)。国際協力機構
業務実績評価アドバイザー、内閣府 子どもの貧困対策実態把握・検証部会 委員、
横浜市教育委員会ESDコンソーシアム 委員、川崎市政策評価審査委員会 教育福祉
部会 部会長、日本評価学会 常任編集委員など歴任。専門社会調査士。インド工科
大学大学院人文社会科学研究科 客員教授(執筆当時)。教育や人間開発に関する公
共政策の評価に関心があり、国内外の地域開発・教育開発の実践現場において、
協働型プログラム評価に関するアクションリサーチに従事している。

佐藤 真久  (サトウ マサヒサ)  (編著

佐藤 真久 編著
東京都市大学大学院 環境情報学研究科・教授。Ph.D.
筑波大学・筑波大学大学院を経て、英国サルフォード大学大学院にてPh.D. を取得
「国連・ESDの10年」アジア太平洋地域・国連組織間諮問委員会テクニカルオフィ
サー、UNESCO-IUCNアジア太平洋地域ESD Indicator Projectガイドライン・レ
ビュー委員、UNESCOアジア太平洋地域ESDコーディネーションガイド検討委員、
環境省・協働取組事業アドバイザリー委員会委員長、(独)環境再生保全機構・地
球環境基金評価専門委員、国連大学サステイナビリティ高等研究所客員教授など
を歴任。国内外において、協働ガバナンス、社会的学習、中間支援機能などの地
域マネジメント、組織論、学習・教育論の連関に関するアクションリサーチに従事。

長尾 眞文  (ナガオ マサフミ)  (編著

長尾 眞文 編著
一般財団法人国際開発センター・研究顧問
一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位修得退学。国際連合貿易開発会議
(UNCTAD)経済問題担当官、笹川平和財団主任・主席研究員、広島大学教育開発
国際協力研究センター教授、国際基督教大学客員教授、東京大学大学院新領域創
成科学研究科サステイナビリティ学グローバルリーダー養成大学院プログラム特
任教授、国連大学サステイナビリティ高等研究所客員教授・シニアプログラムア
ドバイザーを歴任。広島大学名誉教授。専門は開発学、サステイナビリティ学、
教育開発、事業評価。現在の主要な関心はアフリカと日本の大学間連携に基づく
アフリカの持続可能な開発のための専門的人材育成の支援。

上記内容は本書刊行時のものです。