版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
農村計画研究レビュー2022 中塚 雅也(編著) - 筑波書房
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次: ト|ニ|楽天|新日本|全官報|地方小
直接取引:なし

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

農村計画研究レビュー2022 (ノウソンケイカクケンキュウレビューニセンニジュウニ)

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:筑波書房
A5判
306ページ
並製
価格 3,500円+税
ISBN
978-4-8119-0622-5   COPY
ISBN 13
9784811906225   COPY
ISBN 10h
4-8119-0622-5   COPY
ISBN 10
4811906225   COPY
出版者記号
8119   COPY
Cコード
C3061  
3:専門 0:単行本 61:農林業
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年4月4日
書店発売日
登録日
2022年3月4日
最終更新日
2022年4月6日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

農村計画に関する文献、「農村コミュティ」、「参加とワークショップ」、「外部人材と関係人口」、「景観保全」、「伝統的価値認定制度」、「生物多様性」、「獣害」、「地域資源管理」、「生活空間構造と震災復興」、「ICT・スマート技術」、「再生可能エネルギー」、「移行と農山村再生成」の12テーマを取り上げている。それぞれの論文のあとには、コメンテーターのコメントをあわせて掲載している。

目次

まえがき(中塚 雅也)
第1章 農村コミュニティ(齋藤 朱未)
1 はじめに
2 社会的機能からみた農村コミュニティ
3 震災によるコミュニティ再構築
4 おわりに
─コメント 社会基盤としての農村コミュニティ(三橋 伸夫)
第2章 参加とワークショップ(平井 太郎)
1 はじめに
2 方法論的な問題
3 学問論的な問題
4 小括
─主体を住民にコンヴィヴィアリティのための道具としてのワークショップへ(木下 勇)
第3章 外部人材と関係人口(野田 満)
1 はじめに
2 外部人材/関係人口の概念整理とレビューの枠組み
3 既往研究の動向とその成果
4 おわりに─政策的ブームを越えて─
─コメント 「関係人口」の見方と展望(小田切 徳美)
第4章 農村の景観保全 (栗田 英治)
1 はじめに
2 近年の農村地域の景観保全にまつわる動きからみた研究動向
3 研究対象からみた農村地域の景観保全研究
4 次の10年の農村地域の景観保全を見据えて
─コメント 農村の景観保全に対する評論(小林 昭裕)
第5章 地域の伝統的価値認定制度 (山下 良平
1 はじめに
2 認定制度と農村計画との接点
3 総括,及び反省と展望
─コメント 農業遺産制度の成果と可能性大和田 順子)
第6章 農村の生物多様性(淺野 悟史)
1 はじめに
2 生物多様性をめぐる議論の整理
3 広義の環境保全型農業による生態系の再生
4 農村計画学における生物多様性研究の展望
─コメント 生物多様性は農村に力を与え得るのか?(大澤 啓志)
第7章 獣害と農村(東口 阿希子)
1 はじめに
2 住民主体の対策に関する研究視点
3 狩猟者主体の対策に関する研究視点
4 今後の研究展望
─コメント 農村計画学における「獣害」と対策(山路 永司)
第8章 農村における地域資源の管理(柴崎 浩平)
1 はじめに
2 レビューの全体像
3 農業利用に向けた農業者による管理
4 多面的機能の保全に向けた共同管理
5 展望
─コメント 地域資源の管理に農村計画学が貢献すべきことはなにか(山本 忠男)
第9章 生活空間構造と震災復興(菊池 義浩)
1 はじめに
2 生活空間構造の研究動向
3 震災復興の研究動向
4 縮退社会における震災復興
─コメント 縮退社会における生活空間と震災復興の融合課題(山崎 寿一)
第10章 ICT・スマート技術による農業農村の機能再生(鬼塚 健一郎)
1 はじめに
2 研究動向整理のための枠組みの設定
3 人的資源の不足を人で補うアプローチに関する研究
4 人的資源の不足をテクノロジーで補うアプローチに関する研究
5 既往研究の総括と今後の研究課題
6 おわりに
─コメント 農村地域におけるICT・スマート技術導入は何を目指すのか(一ノ瀬 友博)
第11章 再生可能エネルギーと農村(本田 恭子)
1 はじめに
2 再生可能エネルギー普及政策と電力システム改革
3 地方自治体による再エネ推進とトラブルへの対応
4 地域に根差した再エネの展開…
5 おわりに
─コメント なぜ「再生可能エネルギー」なのか(青柳 みどり)
第12章 移行と農山村再生成(Transition and Rural Regeneration)(井上 果子)
1 はじめに
2 国際社会の動向
3 日本社会における動向
4 農山村社会と移行の実際(西欧)
5 農山村社会と移行の実際(日本)
6 農山村の新パラダイム
7 おわりに
─コメント 「越境する知」による農山村の展望と課題(川手 督也
補章 農村計画研究10年の軌跡(山下 良平・斎尾 直子)1
1 農村計画研究の領域─場所とアプローチから─
2 「大会シンポジウム」「学会誌特集記事」にみるテーマとその傾向
おわりに─次の10年にむけて─(一ノ瀬 友博)

著者プロフィール

中塚 雅也  (ナカツカ マサヤ)  (編著

神戸大学大学院農学研究科 教授
大阪府出身。神戸大学農学部卒業。(財)丹波の森協会等にて地域づくり実務に携わりながら,2004年,神戸大学大学院自然科学研究科博士課程修了,博士(学術)。同農学研究科,助教,准教授を経て2021年より現職。農学研究科地域連携センターを総括。主な編著書に『地域人材を育てる手法』(農文協,2022年),『地域固有性の発現による農業・農村の創造』(筑波書房,2018年)

山下 良平  (ヤマシタ リョウヘイ)  (編著

石川県立大学生物資源環境学部 准教授
石川県出身。2007年神戸大学大学院自然科学研究科博士課程後期課程修了,東京理科大学理工学部助教,石川県立大学生物資源環境学部講師を経て,2015年より現職。専門は地域計画学,環境計画学,社会経済農学。主な著作は『持続可能なコミュニティベース農村ツーリズム入門』(翻訳)(能登印刷株式会社,2021),『農村地域計画学』(共著)(朝倉書店,2020)など。主な受賞歴は2020年度農村計画学会学会賞(業績)(共同受賞),2015年環境情報科学センター学術論文奨励賞など。〈第5章担当〉

斎尾 直子  (サイオ ナオコ)  (編著

東京工業大学環境・社会理工学院建築学系 准教授
東京都出身。東京工業大学修了,博士(工学)、一級建築士。(株)三菱総合研究所、筑波大学,ルーバンカトリック大学(ベルギー)等を経て現職。主共著『ラーバンデザイン─都市×農村のまちづくり』技報堂(2007)、『震災復興から俯瞰する農村計画
学の未来』農林統計出版(2019)、『まちのようにキャンパスをつくり キャンパスの
ようにまちをつかう─大学キャンパス再生のデザイン─』日本建築学会(2020)。

上記内容は本書刊行時のものです。