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フードバンクの多様性とサプライチェーンの進化 小林富雄(編著) - 筑波書房
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日本農業市場学会研究叢書 19

フードバンクの多様性とサプライチェーンの進化 食品寄付の海外動向と日本における課題

発行:筑波書房
A5判
262ページ
並製
価格 3,000円+税
ISBN
978-4-8119-0557-0
Cコード
C3033
専門 単行本 経済・財政・統計
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年7月5日
書店発売日
登録日
2019年6月4日
最終更新日
2019年9月10日
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紹介

環境問題や貧困問題からのアプローチが多いフードバンクを、既存のサプライチェーンが抱えてきた過剰供給問題の解消、さらには希薄化する社会関係を保つ活動などを積極的に評価しながら、農産物市場論や流通論、マーケティング論等の方法論に依拠し、その発展可能性を議論することを目的としている。特に「多機能性への評価」、「運営資金」、「受給者満足と品揃え」以上の3点からのアプローチを念頭に置いている。

目次

序 章 フードバンクの位置づけと日本の現状
第1節 サプライチェーンにおけるフードバンクの存在意義
第2節 日本におけるフードバンクの課題
第3節 分析方法と本書の構成
第Ⅰ部 世界のフードバンクとその多様性
第1章 フードサプライチェーンにおける寄付行動─フードバンクの国際比較におけるフレームワーク─
第2章 フランス:フードバンク活動による食品ロス問題への対応と品揃え形成およびその政策的背景
第3章 韓国:フォーマルケアとしてのフードバンクの普及に関する分析─韓国社会福祉協議会の事例─
第1節 はじめに
第2節 研究の方法
第3節 調査結果
第4節 議論と結論
第4章 イギリス:フードバンク普及における大規模小売業者の役割
第5章 オーストラリア:産業化するフードバンクの分析─オーストラリアのケーススタディ─
第6章 香港:インフォーマルケアとしてのフードバンクの発展と多様化─活動の多様性と政策的新展開─
第7章 台湾:カルフールの取組と台中市地方条例制定への進展
第Ⅱ部 日本のフードバンクにおける現状と課題
第8章 寄付食品の栄養学的側面と栄養バランス向上における課題
第9章 行政との協働から自立へと進化するフードバンク山梨
第10章 フードバンク多文化みえにみる地方都市での活動成立要件
第11章 福岡県における物流からみたフードバンク運営と企業・行政 との関係性
第12章 フードバンク山口における分散型都市の連携課題
終 章 総括とフードバンクの課題
おわりに

著者プロフィール

小林富雄  (コバヤシ トミオ)  (編著

 愛知工業大学経営学部教授 博士(農学)、博士(経済学) 主な著書・論文:『改訂新版食品ロスの経済学』(農林統計出版,2018年)、『フードバンク─世界と日本の困窮者支援と食品ロス対策─』(共著、明石書店、 2018年)ほか

野見山敏雄  (ノミヤマ トシオ)  (編著

東京農工大学大学院農学研究院教授 博士(農学)
主な著書・論文:『加工・業務用青果物における生産と流通の展開と展望』(共編著、筑波書房、2017年)、『Research Approaches to Sustainable Biomass
Systems』(共著、Elsevier、2013年)『食料・農業市場研究の到達点と展望』(共
著、筑波書房、2013年)、『食料危機とアメリカ農業の選択』(共著、家の光協会、
2009年)、『食料・農産物の流通と市場』(共著、筑波書房、2003年)、『流通再
編と食料・農産物市場』、(共著、筑波書房,2000年)、『これからの農協産直
─その「一国二制度」的展開─』(共編著,家の光協会、2000年)、『産直商品
の使用価値と流通機構』(単著,日本経済評論社,1997年)

杉村泰彦  (スギムラ ヤスヒコ)  (

杉村泰彦 著
琉球大学農学部 准教授 博士(農学)
主な著書・論文:『自給飼料生産・流通革新と日本酪農の再生(日本農業市場学会研究叢書18)』(共著,筑波書房,2018年),「ベトナム北部の地方都市における安全野菜の流通システム」(共著,『農業市場研究』第26巻第2号, pp.61-68,2017年),「台北市第一果菜批發市場における食品廃棄物の発生要因とその処理:日本の青果物卸売市場との比較を視野に」(共著,『農業市場研究』第22巻第4号,pp.23-33,2014年)ほか

本岡俊郎  (モトオカ トシオ)  (

本岡俊郎 著
神奈川フードバンク・プラス理事長。
京都大学農学部農林経済学科卒(1970年),味の素株式会社,東京青果株式会社勤務を経て,セカンドハーベスト名古屋事務局長(2009年より,2014年同理事長)。2017年より現職

佐藤敦信  (サトウ アツノブ)  (

佐藤敦信 著
追手門学院大学地域創造学部准教授 博士(農学)
主な著書・論文:『日本産農産物の対台湾輸出と制度への対応』(農林統計出版,2013年),「中国産冷凍野菜の高価格化への食品輸出企業の対応と課題─歩留まり向上に関する取り組みを中心に─」(『農業・食料経済研究』第60巻第2号[通巻77号],pp.18-25,2014年)ほか

井出留美  (イデ ルミ)  (

井出留美 著
株式会社office 3.11代表取締役 修士(農学),博士(栄養学)
ライオン株式会社,JICA青年海外協力隊,日本ケロッグ株式会社広報室長を経て2011年独立し,現職。2011.2014年セカンドハーベスト・ジャパン広報室長。2018年,第二回食生活ジャーナリスト大賞「食文化部門」受賞。
主な著書・論文:『賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか』(幻冬舎新書,2016年)ほか

野田健斗  (ノダ ケント)  (

野田健斗 著
東京農工大学農学部生物生産学科卒業,学士(農学)
卒業論文「行政との協働によるフードバンク活動について─特定非営利活動法人フードバンク山梨を事例にして─」2016年

波夛野豪  (ハタノ タケシ)  (

波夛野豪 著
三重大学生物資源学研究科教授 博士(農学)
主な著書・論文:『有機農業の経済学』(日本経済評論社,1998年),『有機農業運動の展開と地域形成』(共著,農文協,1998年),『ジェンダー学を学ぶ人のために』(共著,世界思想社,2000年),『有機的循環技術と持続的農業』(共著,コモンズ,2008年),『循環型社会の構築と農業経営』(共著,農林統計協会,2008年),『農村版コミュニティビジネスのすすめ』(共著,家の光協会,2008年),『農村社会を組み替える女性たち─ジェンダー関係の変革に向けて─』(共著,農文協,2012年),『農と食の新しい倫理』(共著,昭和堂,2018年)ほか

種市豊  (タネイチ ユタカ)  (

種市豊 著
山口大学大学院創成科学研究科農学系学域准教授 博士(農学)
主な著書・論文:『加工・業務用青果物における生産と流通の展開と展望(日本農業市場学会研究叢書16)』(共編著,筑波書房,2017年),「地域協同型食品産業の展開とその可能性─山口県秋川牧園をケーススタディーとして─」『消費経済研究』(第7号,日本消費経済学会,2018年),「果実輸出における輸送方法の選択に関する一考察─白桃輸出に焦点をあてて─」『流通』(第40号,日本流通学会,2017年),「果実における通い容器利用に関する一考察─和歌山県産 渋柿における品質保全と流通に着目して─」『消費経済研究』(第5号,日本消費経済学会,2016年)ほか

西田周平  (ニシダ シュウヘイ)  (

山口大学大学院創成科学研究科農学系専攻修士課程2年,学士(農学)
卒業論文「食品ロスにおけるフードバンク活動に関する研究─福岡県におけるフードバンク活動に焦点を当てて─」2018年

今村主税  (イマムラ チカラ)  (

西田周平 著
山口県立大学看護栄養学部准教授 博士(工学)
2017年より特定非営利活動法人フードバンク山口理事長

上記内容は本書刊行時のものです。