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食べることをどう考えるのか 橋本直樹(著) - 筑波書房
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食べることをどう考えるのか 現代を生きる食の倫理

発行:筑波書房
四六判
207ページ
並製
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-8119-0524-2
Cコード
C0061
一般 単行本 農林業
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年1月
書店発売日
登録日
2017年11月29日
最終更新日
2018年1月22日
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紹介

私たち日本人は、今は豊かで便利ではあるが、将来のことを考えると不安なことの多い食生活を、何を考えればよいのであろうか。私たちの先祖は、なにを考えて乏しい食生活に耐えて来たのか。古今東西の人々が食べるという行為に託してきた願いや役割、つまり、食べるということに関する思想の歴史を参考にして、現代の食生活を見直してみるた。

目次

はじめに 食べることをどう考えるのか
第1部 食べることを工夫して人類は進歩した
─ それは料理をすることから始まった
1 人類は料理をすることを覚えて進化した
2 仲間と一緒に食べることが社会の始まり
3 人類はなぜ農耕と牧畜を始めたのか
4 古代文明は農業を始めることから興った
5 日本の文明を興したのは水田稲作
第2部 食の在り方から社会の成り立ちを考える
─ 米作民族と牧畜民族の思想を比較する
1 農耕民族と牧畜民族は自然観が違う
2 米作りから生まれた農本思想
3 稲作で培われた地縁社会の思想
4 牧畜と肉食から生まれた人間中心の思想
5 牧畜民族と農耕民族では性意識が違う
6 ヨーロッパ人の人種差別意識
7 パン食から生まれた社会共同体意識
第3部 食べることをどのように考えて来たのか
─ 節食の思想から美食の思想へ
1 神人共食とはどういうことか
2 仲間と一緒に食べる共食の習慣
3 食のタブーとはどのようなものか
4 人肉食はなぜ行われたのか
5 肉食を禁忌する思想
6 ベジタリアニズムの思想
7 富と権力を誇示する豪華な宴会
8 朝、夕二食で我慢する節食の思想
9 キリスト教における食の禁欲思想
10 禅寺で行われている食事の修行
11 米作民族ならではの食の論理が生れた
12 茶の湯の思想とはどのようなものか
13 会席料理で大切にされるもてなしの
14 フランスで発達した美食の思想
15 古くから医食同源の思想があった
16 近代栄養学に基づいた食事思想
第4部 現代の食生活をどのように考えるか
─ 豊かな食生活を持続させるために
1 豊かで便利になりすぎて何が起きたか
2 食料が国内で自給できなくなった
3 食料の3割が無駄にされている
4 安心して食べ物が選べなくなった
5 人任せの食事を楽しむようになった
6 食べ過ぎて肥満と生活習慣病が蔓延している
7 家庭で食事作りをすることが減った
8 食卓に家族が集まらない家庭は崩壊する
9 飽食と崩食の混乱を改めるには
10 未来の食の在り方を考える
終わりに あなたは何を考えて食べていますか
参考資料

著者プロフィール

橋本直樹  (ハシモトナオキ)  (

橋本 直樹(はしもと なおき)
京都大学農学部農芸化学科卒業 農学博士 技術士(経営工学)
キリンビール㈱開発科学研究所長、ビール工場長を歴任して
常務取締役で退任 ㈱紀文食品顧問
帝京平成大学教授(栄養学、食文化学)
現在 食の社会研究会代表

主な著書
『食の健康科学』(第一出版)、『見直せ 日本の食料環境』(養賢堂)
『日本人の食育』(技報堂)、『食品不安』(NHK出版、生活人新書)、
『ビール イノベーション』(朝日新聞出版、朝日新書)、『大人の
食育百話』(筑波書房)、『日本食の伝統文化とは何か』(雄山閣)、
『食卓の日本史』(勉誠出版)

上記内容は本書刊行時のものです。