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学校環境教育論 阿部治(監修) - 筑波書房
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学校環境教育論 (ガッコウカンキョウキョウイクロン)

教育
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発行:筑波書房
A5判
215ページ
並製
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-8119-0363-7   COPY
ISBN 13
9784811903637   COPY
ISBN 10h
4-8119-0363-3   COPY
ISBN 10
4811903633   COPY
出版者記号
8119   COPY
Cコード
C3037  
3:専門 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2010年5月
書店発売日
登録日
2010年4月27日
最終更新日
2012年10月1日
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紹介

地域間・民族間・宗教間・国家間・性別間などのさまざまな公正をはかりつつ、すべての人が豊かな自然のなかで共生できる社会を実現することが求められている。日本の現実を踏まえつつ、あるべき環境教育の姿を意欲的に提起している。本書は、子ども・学校のための「現代環境教育入門」である。

目次

はじめに
序章 子ども・学校・社会をつなぐ環境教育
1 はじめに
2 現代の環境教育をめぐる潮流
3 学校環境教育の位置
4 学校環境教育実践の展開
5 本書の構成
第1部 学校環境教育の学び
第1章 〈教育の環境化〉を目指した小学校での環境教育実践
1 はじめに
2 感受性の育成を中心とした環境教育
3 「実践力」の育成を中心とした環境教育
4 海辺の環境教育
5 在来種を教材に!
6 「教育の環境化」を目指して
第2章 中学校での理科を中心とした環境教育の創造
─主体的な思考ができる生徒の育成を目指して─
1 はじめに
2 中学校での環境教育の現状
3 教科「理科」の中で進める環境教育(ESD)
4 実践の中から
5 主体的な生き方を目指して
6 おわりに
第3章 中学校社会科ではぐくむ持続可能な社会を創造する力
1 はじめに
2 社会科における持続可能な開発のための教育(ESD)
3 持続可能な未来を学ぶ社会科の学習事例
4 持続可能な社会の構築に向けて
5 社会に生きる一員として
第4章 探究活動を中心においた高校環境教育の実践
─自主自律の学校文化と校内外の連携が支えた新しい教育の可能性─
1 はじめに
2 実践に至る経緯
3 「総合学習・環境学」のカリキュラム構想
4 「総合学習・環境学」の流れ
5 「総合学習・環境学」のまとめ
6 これから高校でESDを始める人のために─筆者の経験から
第2部 「持続可能性」への胎動
第5章 子どもの自然体験
─子どもの生活に根ざした自然体験を構想する ─
1 はじめに
2 子どもの自然体験と人間形成
3 子どもの生活に根ざした自然体験
4 生活綴方教育にみる子どもの自然体験
5 小学校における自然体験の現状と課題
6 学級生活の中に自然体験の実践を構想する
7 実践事例の紹介
8 学校教育における自然体験の独自性
第6章 〈開発〉と〈発展〉の教育言説
1 はじめに
2 「持続可能な社会」を創造する教育活動の課題
3 「ESDの10年」の本質
4 .Development"の教育的言説
5 教育の内容としての.Development”概念検討から実践展開へのヒント
6 今後の課題─行動しながら学び、学びながら行動する─
第7章 サイエンス・コミュニケーションと学校環境教育
1 はじめに
2 サイエンス・コミュニケーション
3 サイエンス・コミュニケーションの実際
4 学校環境教育への示唆
5 今後の課題
第3部 「持続可能な社会のための環境教育」への展望
第8章 子どもと動物とのコミュニケーション
─動物園が取り組んでいる教育活動を中心に─
1 はじめに
2 動物園の現代的使命
3 子どもにとっての動物園
4 動物園にとっての子ども
5 動物園と学校との連携・協力
6 命を見つめる場としての動物園
第9章 可能性としてのサスティナブル・スクール
─学校教育と学校外教育の連携による持続可能な社会づくり、英国の取組みに基づいて─
1 はじめに
2 英国のサスティナブル・スクールの実施背景
3 サスティナブル・スクールの国家枠組み
4 学校教育と学校外教育との連携─ドアウェイ(導入テーマ)とアワード・スキームとの整合性
5 学校教育と学校外教育の連携による持続可能な社会づくり
6 日本の学校教育への示唆
第10章 座談会「子ども・学校・社会をつなぐ環境教育の展望」
1 トータルなものとしての「環境」
2 環境教育の教科化
3 環境教育の鍵をにぎる「地域」
4 環境教育と教員養成
5 地元学の有効性
6 サイエンス・コミュニケーションと環境教育・ESD

著者プロフィール

阿部治  (アベオサム)  (監修

立教大学社会学部・大学院異文化コミュニケーション研究科教授、日本環境教
育学会会長。現在、国連持続可能な開発のための教育(ESD)の10年を通じた
アクションリサーチに従事。

朝岡幸彦  (アサオカユキヒコ)  (監修

東京農工大学大学院教授。博士(教育学)。食育・食農教育論、社会教育学。

小玉敏也  (コダマトシヤ)  (編著

入間市立藤沢南小学校教諭。東京農工大学非常勤講師(ESD論)。博士(異文化
コミュニケーション学)。学校を拠点としたESD、環境教育、地域づくりのあり
方を研究。

福井智紀  (フクイトモノリ)  (編著

麻布大学生命・環境科学部講師。博士(教育学)。専門は科学教育学・環境教育学。
現在はおもに、市民参加型テクノロジーアセスメントの手法を導入した理科カ
リキュラムの開発に取り組んでいる。

上記内容は本書刊行時のものです。