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どうぶつに聞いてみた
アニマル SDGs
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年5月15日
- 書店発売日
- 2024年5月15日
- 登録日
- 2024年4月19日
- 最終更新日
- 2024年5月16日
紹介
今こそ、発想を転換しよう!
アニマルSDGsは人間SDGsへの逆提案
人間中心の発想はもう限界。
地球上の哺乳類は重量比で人間34%、家畜62%、野生動物4%という研究報告がある。人間と家畜をあわせると94%!
その一方で、世界は気候変動、紛争や戦争など悪化の一途をたどり明るい未来は描きにくい。ほとんどの人間は「人類が技術革新と経済成長の結果、自らを滅ぼしている現実」を嘆くばかりで改善の糸口は見えない状況……。
”もう、人間(おとな)だけにまかせちゃいられない!”
動物たちが、子どもからすべての人間たちへ語りかける。
目次
序文 1/3は自分のために 1/3は動物(自然)のために
1/3は未来のために
はじめに SDGsとアニマルSDGs
第一章 どうぶつに聞いてみた
コンドルが語る 「貧しさをなくす」
ネズミが語る 「ひもじい思いをしないですむ」
ニホンザルが語る 「健康と福祉」
カモが語る 「質の良い教育」
コウテイペンギンが語る 「女でも男でも平等に」
キンギョが語る 「きれいな水と衛生を」
シャチが語る 「きれいなエネルギーが手に入る」
ミツバチが語る 「やりがいのある仕事と経済成長」
ミミズが語る 「産業と革新と社会基盤」
ノラネコが語る 「不平等を減らす」
カラスが語る 「長く住みつづけられる町や社会」
ウミガメが語る 「使う責任 作る責任」
ウシが語る 「気候変動対策」
アザラシが語る 「水中の生きもの」
シロテテナガサルが語る 「陸の生きもの」
コアラが語る 「平和と公正」
ジャーマンシェパードが語る 「協力して目標に向かう」
アフリカゾウが語る 「人間へ」
第二章 未来の子どもたち
SDGsの18番を加えることを提案します
動物の目でわたしたち自身を見てみる
動物から見た世界
サステナブルデザインということ
動物かんきょう会議」から生まれた「アニマルSDGs」
動物キャラクターたちからのメッセージ
あとがき
動物かんきょう会議プロジェクトの沿革
前書きなど
総合地球環境学研究所 所長 山極壽一氏(人類学者・霊長類学者) 推薦
地球環境が大きく揺れ動いて、人間に大きな脅威となった今、やっと私たちは気づいた。もうずっと前から追い詰められてきた動物たちがいること。彼らの声を聞くことが人間にとっても豊かな未来を創ることにつながる。
SDGsに不足している18番目の目標を今こそ入れよう。地球の生命圏を構成するさまざまな動物たちの身になって、 SDGsの17の目標を眺めてみると、これまでとは違った景色が見えてくる。自由とは何か、食べ物はどこにあるのか、格差や差別はなぜ生まれたのか、健康であるためには、資源を持続的に使うには、働くことの意味は、そしてすべてのいのちが調和して生きるための方策を動物たちといっしょに考えよう。
この本には未来を創る子どもたちへ向けて、動物たちからの機知に富んだメッセージと知恵が満ちあふれている。
上記内容は本書刊行時のものです。