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取引情報
若者の貧困・居場所・セカンドチャンス
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2015年6月
- 書店発売日
- 2015年6月23日
- 登録日
- 2015年6月8日
- 最終更新日
- 2024年11月27日
書評掲載情報
2015-10-10 | POSSE(ポッセ) 28 |
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重版情報
2刷 | 出来予定日: 2015-08-18 |
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紹介
このままでは若者が「国内難民化」する?!
貧困家庭の子ども325万人(6人に1人)、好転しない不登校・ひきこもり、高校中退者はこの10年で100万人超。若年無業者が増加している。学生でも社会人でもない不安定な10代・20代。使い捨てられて無業となる30代。変わらなければならないのは、「若者」だろうか?
学校が育ちの場にならず、企業社会にはイスがない。従来型ライフコースからはずれていく多くの若者を、だれが、どこで、どのように支えているのか。
「学び直し」「居場所づくり」「就労支援」を実現する貧困研究の生きた知見と、先進的な実践者が集い、安心して普通に生きられる社会へのモデルを指し示す。
目次
【序】子ども・若者支援がめざすもの
「高校中退」から「セカンドチャンス」へ●青砥恭
【第1部】現場でいかす
[現場のための「生活保護」入門]私たち自身のまなざしが問われている●稲葉剛
[現場のための「発達障害」入門]子どもの特性を医療の視点から理解する●黒田安計
[現場のための「相対的貧困率」入門]相対的貧困率と子どもの貧困対策法を考える●山野良一
[コラム]生きる場所はどこに①──自己責任論を超えて●戸高七菜
【第2部】現場からはじまる
[市民が伴走する地域若者サポートステーション◎静岡方式]働きたいけれども働けない若者たちと●津富 宏+池田佳寿子
[学校と社会のすきまを埋める支援ネットワーク◎札幌]新規の来談、毎月40名●松田考
[少年院を出た若者たちのネットワーク]セカンドチャンスを支える 少年院出院者として●才門辰史
[地域でサービス、モノ、カネ、ヒト、情報がまわる仕組み◎横浜]就労支援から地域経済の再生へ●関口昌幸
[コラム]生きる場所はどこに②──子ども・若者の貧困と格差が日本社会に突きつけたもの●青砥恭
【第3部】視点をひらく
[日本の現実と各国の若者政策]若者が自立できる環境をどうつくるか●宮本みち子
[普通に安心して働くことが困難な時代に]居場所という〈社会〉を考える●中西新太郎
[問題提起を受けてのトーク]見えてきた課題と新しい社会のモデル●松田考+宮本みち子+関口昌幸+中西新太郎+青砥恭
上記内容は本書刊行時のものです。