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出版者情報
小原古邨 花咲き鳥歌う紙上の楽園
発行:東京美術
B5判
144ページ
定価
2,300円+税
- 書店発売日
- 2019年2月1日
- 登録日
- 2018年11月27日
- 最終更新日
- 2019年1月24日
紹介
明治末から昭和初期にかけて活躍した絵師、小原古邨(1877~1945)は、鳥や動物、花といった身近な自然を精巧な木版画で表現し、海外に輸出された作品は欧米を中心に大きな人気を博しました。没後日本では忘れられていましたが、昨今展覧会が開かれるなど再評価の気運が高まり注目を集めています。本書は東京の太田記念美術館で2019年2月から開催される展覧会の図録兼用書籍として、約150点の木版画を掲載し、古邨の全貌を紹介する待望の画集です。江戸時代より伝わる木版画の技を駆使して表現された、花や鳥の生き生きした姿は現代の私たちを夢のような「紙上の楽園」に誘います。
目次
[目次]
はじめに
第1章 明治期の古邨
花樹と鳥
月下の鳥
雨に濡れる鳥
鳥の家族・つがい
雪景色のなかの鳥
水辺の鳥
鳥百姿
水の生き物
花と蝶
動物
風景
[特集]肉筆画稿
第2章 大正・昭和期の古邨
鳥
季節の情景
豊邨落款の作品
評伝 小原古邨の生涯
[コラム]
古邨の花鳥版画の制作過程
古邨の世界を支える伝統木版画の技術
古邨と歌川広重の花鳥画
古邨と明治の花鳥画
古邨、最初の花鳥版画
滑稽堂・秋山武右衛門と大黒屋・松木平吉
新版画を牽引した渡邊庄三郎
作品索引
上記内容は本書刊行時のものです。